医療費控除とは

医療費控除とは、その年の1月1日から12月31日までの間に、本人または扶養家族のために支払った医療費が一定額を超えると、その費の額に応じて計算した金額を所得から差し引くことができます。

 

支払った医療費の額がそのまま戻ってくるのではなく、支払った医療費に応じて税金を計算し直すものです。

 

 

医療費控除を受けるためには、「医療費控除の明細書」を、所得税の確定申告書に添付する必要があります。 また、医療費の領収書は自宅で5年間保存する必要があります。

 

医療費控除の対象

治療を目的とした医療行為に支払った費用は、医療費控除の対象となります。 

 

医療費控除の対象になる費用には、診療・治療・療養にかかった費用が含まれます。医療機関で支払った診察費や薬代に関して、保険外診療(保険適用外)の支出も含まれます。

 

人工授精や体外受精など保険診療分だけでなく、先進医療など自費診療分の費用についても対象になりますので、確認しておきましょう!

 

医療費控除の対象とならないもの

病気の予防のための医療費は医療費控除の対象外です。

 

確定申告の期間

2月16日(木)から3月15日(水)までとなっています。

 

払いすぎた税金が戻ってくる「還付申告」の場合は、医療費控除もその年の翌年1月1日から5年間は申告が可能です。

 

税務署への確定申告が必要になりますので、詳細は国税庁ページでご確認ください。

 

国税庁からスマホ申告案内YouTubeもあります

 

当院の通院者情報共有サイトI'Ms登録されている方(当院2階の登録専用パソコンで登録、オンラインでの登録はできません)は、動画「医療費控除説明会」もご視聴ください。