■質問内容①

子宮卵管造影検査は痛み止めの座薬を使用しても痛いと記載を見たのですが、どの程度の痛みでしょうか?耐えられる痛みですか?今度検査の予定で怖くて不安になってます。


■当院からの回答①

注射、採血、子宮鏡、人工授精、採卵など妊活中の多くことで、「痛いのではないか?」と不安やストレスを感じておられると思います。


「痛みの感じ方」は個人差が大きく、その痛み程度の評価は困難です。不安(痛みだけでなく何か起こるのではないか?)があると痛みを強く感じるのではないかと思います。


どの検査や処置も、「まったく痛みはない」とは言えませんが、「採卵」や「精巣精子採取」など医学的に必要な場合は麻酔を行います。


子宮卵管造影検査は、当院の場合はヒスキャス(内子宮口を小さなバルーンで塞ぐ)を使用しており、また、自動注入装置でユックリと造影剤を注入(2~3分間程度)しており、比較的に痛みは強くないと思います。


子宮卵管造影検査私受ける際に、痛み止めの坐薬を希望される場合には、注射説明室で坐薬挿入の説明を聞き、ご自分でトイレで坐薬挿入していただいて2F談話室で待機していただきます。ボルタレン坐薬挿入後20~30分程度で鎮痛効果が期待されます。


毎週15-20名(60-80名/月)の方が検査を受けられていますが、皆さん無事終えられています

 

■質問内容②

子宮卵管造影検査をするとき、痛み止めの坐薬される方は多いですか?割合を教えてください。ロキソプロフェンの服用では痛みは緩和できないですか?


■当院からの回答②

子宮卵管造影検査でボルタレン座薬を希望される方は、70-80%程度です。ロキソプロフェン内服によっても、ある程度の鎮痛効果は期待できます。