高温期に受診の意味合いは?

  • 高温5~8日目に受診」の指示:排卵確認や黄体機能の評価をします。
  • 高温期7日目までに受診」の指示:基礎体温高温が2~3日以上の続けば早めの受診で構いません。次周期の採卵準備をします。
  • 高温14日以上」の指示:妊娠の可能性があります。流産や異常妊娠の場合もありますので早く受診してください。
  • 妊娠(着床)判定のため受診」の指示:あらかじめの指示日の診療受付予約時間の1時間前に来院してください。採血検査で絨毛性-性腺刺激ホルモンhCGを調べます。ホルモン補充での融解移植の場合は、着床判定まで薬剤を継続使用する必要があります。また着床していれば、さらに追加処方が必要になります。

 

基礎体温が上がらないとき?

  • 排卵後の卵胞に形成される黄体からの黄体ホルモンの作用で基礎体温は0.3℃程度上昇します。
  • 排卵していても基礎体温が直ぐに上がらないことがあります。
  • 排卵前なのに基礎体温が上がってみえることもあります。
  • 排卵検査薬(尿中LHキット)で陽性確認できれば、検査当日~翌日には排卵(排卵翌日から高温相とカウント)としてください。
  • 黄体ホルモン含有剤(内服薬、膣錠、注射)の使用中は基礎体温は高温相になっているはずです(きちんと薬剤を使用していれば体温変化なくても気にしなくてよいです)。