採卵前周期の治療は、排卵の有無、卵巣予備機能、患者さま希望により、個別化対応しています。診察時に医師にご相談ください。
★保険診療での採卵を予定されている場合は、
前周期に人工授精を予定することはできません。
★自費での採卵を予定されている場合で 自然排卵が順調であるとき
タイミング法や人工授精を予定することできます。
予定したい場合は、排卵日推定のために受診してください。予定しない場合は、排卵後(基礎体温が高温になって)6日目までに受診してください。
★自費での採卵を予定されている場合で
自然排卵が順調でないとき
前周期に人工授精を予定することはできません。採卵予定の前周期は、排卵誘発剤の使用を避け、採卵周期の卵巣刺激の準備を優先します。このため、「自然には排卵がない」、「排卵が予測できない」といった場合には、タイミング法や人工授精はできません。この場合の対応は下記になります。
卵巣予備機能(AMHなど)が良好なとき
- 採採卵前周期には、月経期からマーベロン(プラノバールより低容量の卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤)を服用していただきます。
- 嘔気など胃腸障害が強い場合は、プレマリン(卵胞ホルモン剤)とプロゲストン(黄体ホルモン剤)を別々に処方する処方に変更する場合があります。
- 卵胞ホルモンを含む薬剤(経口避妊薬なども)は、一般的注意として脱水や長時間同姿勢など「血栓症」にご注意ください。
- マーベロンやプロゲストンの服用終了から1週間以内に月経開始予定です。月経開始から3日目までに(3日目がベスト)受診してください。
- マーベロンやプロゲストンの服用終了から1週間以上で月経が始まらない場合も受診してください。
卵巣予備機能(AMHなど)が低下しているとき
- 採卵前周期には、月経期からマーベロン(プラノバールより低容量の卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤)を服用していただきます。
- 嘔気など胃腸障害が強い場合は、プレマリン(卵胞ホルモン剤)とプロゲストン(黄体ホルモン剤)の処方に変更する場合があります。
- マーベロンやプロゲストンの終了翌日からプレマリン(卵胞ホルモン剤)を月経開始2日目まで服用してください。
- 卵胞ホルモンを含む薬剤(経口避妊薬なども)は、一般的注意として脱水や長時間同姿勢など「血栓症」にご注意ください。
- プレマリン服用中に月経開始予定です。月経開始すれば3日目までに(3日目がベスト)受診してください。
- マーベロンやプロゲストンの終了翌日から1週間以上で月経が始まらない場合はプレマリンがなくなる前に受診してください。