10月16日から精子運動解析装置 (SMAS)を使用して精液検査を行います。

 

これまでマクラカウンティングーチャンバーという計算盤を用い、ヒトの目で

精子カウントしていましたが、SMAS導入により測定者間バラツキを抑え

より客観的な結果報告が行えます。

 

この検査方法の変更により、前進率や高速運動率の算出方法に変更

があります。SMASでの高速運動率は、 25μm/秒以上(WHO基準)

の速度で運動している精子の割合を示しています。これまでの報告と同じ

ものではなく、単純な数値比較はできないことをご了承ください。

 

 

・SMAS(機械)の導入にあたり、目視結果との相関はとっており、相関良好です。
・これまでのヒトでの精液検査についても実施者複数人間で毎月精度管理を実施していました。 (基準誤差5%以内)
・SMAS移行後も精子数が少ない症例は目視で検査を実施します。
・正常形態率はこれまで同様、目視で実施します。