厚生労働省ホームページに「不妊治療の実態に関する調査研究」が掲載されています

https://www.mhlw.go.jp/content/000761132.pdf

 

 現在、自費診療の費用は医療機関によって異なります。下記のグラフには、人工授精・体外受精・肉眼下精巣精子採取・顕微鏡下精巣精子採取の各医療機関のアンケート調査結果がグラフ表示されています。 

当院の費用コチラでご確認ください



人工授精ついては「各医療機関で決めている方法」で一回(1日)で完了することになります。


ただし使用する器材、洗浄濃縮液、遠心分離器使用法、処理技術(迅速性・確実性)、品質管理など、医療機関機関によって異なっています。安価に越したことはないのですが、臨床成績(対象年齢などによって異なる)、こういったことを考慮して費用をみる必要があります。


体外受精については、1周期以上かけて行っていくことであり、卵巣刺激法(薬品量・期間・モニター回数)、媒精方法(通常媒精・顕微授精)、媒精期間(採取できたか?成熟卵子だったか?受精したか?胚盤胞に育ったか?)、移植するのか?、凍結するのか?など、実施してみないと個々によって異なるので、実施前に費用を算出することができません。


また、人工授精より多くの器材、培養液、処理技術(迅速性・確実性)、品質管理などが必要になります。安価に越したことはないのですが、臨床成績(対象年齢などによって異なる)及び、こういったことを考慮して費用をみる必要があります。


精巣精子採取についても同様なことが言えますが、さらに「精巣精細管採取と精子確認を同時並行で実施しているかどうか?」といった違いもあります。

精子採取が確認できれば精巣ダメージを避けて短時間に手術を終了することができます。