1. 喫煙しない:タバコを吸うと血管が収縮して血流が悪くなります。また、喫煙によって精子の数や運動性のいい精子が減り、さらに酸化ストレスで精子のDNAが損傷する可能性があります。

     

  2. 禁欲期間は短く:コンスタントにタイミング(性交)を持ちましょう。精子は毎日つくられますが、射精しないと古い精子がたまり、精液全体の質を下げてしまいます。また禁欲を続けると精子のDNAの損傷率が高くなる傾向があります。禁欲は1〜2日空ければ良く、23日に一度の性交により精子の状態は良くなり、妊娠の可能性は高まります。

     

  3. 高温は避ける:精子をつくる精巣は、熱に弱い。股間を高熱にさらすことは、精子をつくる造精機能に悪影響を及ぼす。子どもを望むなら、高温のサウナは避け、長風呂はほどほどに。

     

  4. 血流を悪くすることは避ける:下着はぴったりしたブリーフよりも、ゆとりのあるトランクスタイプがbetterです。 睾丸(精巣)は熱に弱く、温度が上昇すると精子をつくる機能が低下します。睾丸が体外に出ているのは、風通しよく、熱がこもらないようにするためです。

     

  5. 育毛剤に気をつける:AGA(男性型脱毛症)の治療薬のうち、フィナステリドを主成分とする治療薬には、男性ホルモンの作用を抑える働きがあります。また、副作用として性欲減退や精子数の減少・EDなどが起こることがあります。

     

  6. 太りすぎに注意する:BMI 25以上では精液量、精子濃度、運動精子数が低下します。

     

  7. 膝上でノートPCは使わない:パソコンは次第に熱を発し、膝の上に置いて使うと股間へとその熱が伝わり、熱に弱い精子には悪影響が及びます。ノートパソコン利用が陰嚢の温度上昇につながるという研究データもあります。

     

  8. バイク・自転車は短時間にする:健康のためのサイクリングも、過度になると影響を及ぼすことがあります。 長時間、サドルがあたって男性器付近の血流が悪くなり、EDや精子減少、運動率の低下を招くおそれがあります。

 精子を良くすることは難しいですが、

悪くすることを出来るだけ避けたいものです。