日本生殖医学会から「望妊治療の中止や延期を推奨する文章」が当院にも届いていますが、これは「現在治験中の抗ウイルス剤薬剤(アビガン)が妊婦に投与できないことからになっていると思われます。もちろん安心した環境で妊娠していただくことが一番ですが、女性加齢によって治療成績が不良になっていくことも考えざるをえません。

 

このため当院では、学会からの声明内容を踏まえた上でも生殖医療を希望するカップルには当院の望妊治療を継続して行いたいと思います。もちろん、厚生労働省、岡山県、岡山市から診療中止の指導があった場合は従います。また院内感染が発生した場合も診療スケジュールを開始していても即座に診療停止せざるをえません。ご了承よろしくお願いします。

 

このような状況ですので、院内感染発生を抑えるため当院受診に際しては改めて下記のことをお願いします。よろしくお願いします。

 

1.積極的な体温計測や健康チェックを夫婦でお願いします(当院職員も症状がなくても検温するようにします)。

 

2.発熱&風邪症状など伝染性感染症が疑われるときは受診をお控えください。電話対応を積極的に行っておりますので、電話でご相談ください。

 

医師の確認指示を基本にしますので電話再診料(通常の再診料と同じ)が発生します

ご本人確認のため、お名前、生年月日、当院ID番号の確認をさせていただきます

直近についての応急的な対応しかできないことをご了承ください

超音波検査や採血検査にも来院できない状況では、その周期の治療予定はキャンセルとしての取り扱いになります

薬剤不足などについては、宅急便が利用可能であればお送りさせていただこうと思いますが届くまでに日数が掛ると思われますので、お早目にご相談ください

記録道ネットの基礎体温表記入をお願いします(基礎体温、最終月経、出血、痛み、質問事項など)当院で確認できますので必ず記載してください

内容によっては録音させていただく場合があることをご了承ください

 

3.咳エチケット、手洗いをしっかりお願いします。マスク不足で大変ですが、岡山県でも感染者が増えてきていることから、当院職員もマスク着用させていただきます。とくに多数と一緒になるときは要注意ですので、自己防衛をよろしくお願いします。

 

4.  院内滞在時間・滞在者を減らすよう下記も実施していますので、ご利用ください

予約診療(従来から行っていますが、お守りください)

当院駐車場での車内待機(到着したら当院に電話⇒メール呼出しで院内へ)

予備的に多め処方(体外受精関連の自費診療において考えられます)

外来診療費の月単位口座引落し支払い(従来から行っていますが、まだ手続きをされていない方はご利用ください。手続き完了されますと、会計することなく診療が終わり次第、指示票(当日の診療内容と次回来院指示)を自分で印刷してお帰りいただけます。

 

5.  待合ホールの通院者の双方向情報共有I'Ms用のパソコンは、現在、感染機会を減らすため設置を取りやめています。配信は続けておりますので、ご自身のスマホやパソコンでご確認ください。

 

ワクチンや治療薬が未開発です。また症状がなくても感染を広げる可能性があります。このように「心配なありません」という状況ではありませんが、皆さまと一緒に「密集・密閉・密接」を避ける状況をつくり、「カップルの希望に応じた望妊治療」を継続して行いたいと思います。よろしくお願いします。