着床は、妊娠4週のころ、絨毛性 性線刺激ホルモンhCGの増加で判断します。
妊娠は、妊娠5週のころ、超音波検査での胎嚢確認で判断します
「胎嚢(たいのう)」は、超音波検査では、羊水が黒く丸く見え、卵膜がやや濃いめの白い画像として周囲を取り囲んでいます。
この「胎嚢」の中には、超音波検査で小さな白い輪として写る「卵黄嚢(玉子の黄身に相当する栄養が詰まった袋、ヒトでは胎盤から栄養で退化)」も観察されます。
卵膜は
①脱落膜(子宮内膜が妊娠性の変化を起こしたもの)
②絨毛膜(受精卵からできる)
③羊膜(受精卵からできる、羊水を造る)
この3つの膜で造られています。
胎嚢は排卵日から3週間、胚盤胞移植から16日後
くらいから超音波検査で確認できるようになります。
「胎嚢確認」をもって
はじめて「妊娠」と言うようになります。