• 腹腔鏡は内視鏡の1つで腹腔内を観察するものです
  • 観察するだけでなく、病的所見がみつかれば手術用鉗子で手術もできます
  • 腹腔鏡は気管内挿管した全身麻酔下に行われます

  • まず内套を装着した外套を下腹部で腹腔内に通します(内套は先端が針状に尖ったもので、外套を腹腔内に通しやすくするためのものです)
  • 腹腔内に通したあと内套は引き抜いて外套を残します
  • 外套を通して気腹(腹腔内に炭酸ガスを送る)します
  • 炭酸ガスは、万一、血管に入ったとしても一番安全な気体で、また腹腔内で電気メスなどを使っても爆発の心配がありません
  • 炭酸ガスを腹腔内に充満させることによって、腹腔内にスペースを作って内視鏡での観察をしやすくします
  • 骨盤高位(臀部側を高くし頭側を下げる)にして、腸などを頭側に集め骨盤内の観察をしやすくします
  • 十分に気腹できたところで、外套から直径5㎜腹腔鏡を挿入して腹腔内を観察します
  • 外套には弁があり、抜き差しの際にも炭酸ガスが漏れ出さないように工夫されています
  • ただ少量ずつガスは漏れ出すので、炭酸ガスの補充は継続して行えるようになっています
  • 手術が必要な場合は、手術器具を通すための外套を2~3本追加します
  • その外套からピンセットやメスなどの鉗子(手元を動かすことで先端で細かな操作ができる)を入れ替えて手術を行います