2024年はお正月から現実とは思えないような災害や事故のニュースが飛び込んできて、心休まらずにいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
被害に遭われた方やご家族・関係者の方に心よりお見舞いを申し上げます。
ふたり木もれ陽のございます伊豆半島ではほとんど揺れもなく、通常通りの営業が出来ております。
ご来館のお客様におかれましてはどうぞお気をつけてお越しくださいませ。
それにしても年末年始、木もれ陽はおかげさまでたくさんのお客様をお迎えすることができました。
改めましてご来館いただいたお客様皆様に心より御礼を申し上げます。
バトラーも、キッチンスタッフも、フル稼働でおもてなしをさせていただきました。
12月31日には毎年恒例になりました年越しそば。
シェフ自ら最新の調理器で茹でて、氷で締めて、また温めて・・・
器に盛って、最後に細く刻んだトリュフをこれでもか!というくらいぶっかけて、最後に金箔を散らして出来上がり!
23時ごろにバトラーたちがワゴンでお部屋を回り、熱々の出汁をかけてお客様へお配りしました。
ちゃんとスタッフたちの分もお蕎麦を発注しておいてくれるところがやさしいよね、シェフ!
客室へ配り終わった後はスタッフみんなで年越しそばをいただいて、
改めて2023年もお疲れ様でした!と一年の仕事を終えました。
そして2024年、まばゆい初日の出を迎えた後はこちらも毎年恒例の「お節」に挑戦です。
毎年試行錯誤しながら、お客様の反応を見ながら、少しずつ、少しずつ進化を続けています。
で、今年のお節がこちら。
うん、美味しそう!
今年はね、エビを別皿に盛ったところがポイントですね。
うん、美味しそう!
お客様も皆様お喜びいただけたことと思います。
これ以外にもキッチンチームはほとんど全員リピーター様の年末年始、
同じ料理は出しません!っていうポリシーを貫いて
2泊、3泊、4泊のお客様が入り乱れる中、NG食材や色んなイレギュラーなご要望とかね、
色々あるけど出来る限り対応していきましょう!と誰も妥協する素振りを見せず、
もちろん料理が変われば合わせるワインも変わるわけで、
年末年始は日本酒飲みたいな、っていうお客様もたくさんいらっしゃったり、
そんな中で木もれ陽スタッフ全員がお客様一組一組としっかり向き合い、
本当に素晴らしい料理、サービスを提供してくれています。
この仕事をしてたらお正月気分なんて味わえないよね、、、
とかいう人もいるけど、とんでもない!
一年で一番稼働が高くて、
一年で一番濃いお客様をお迎えして、
一年で一番寝不足で、
設備が壊れても業者さんはやってなくて、
何か足りないものがあってもお店が休みだったり、
ちょっと買い出しに出ると大渋滞に巻き込まれたり…
とにかく一年で一番ヒリヒリしながらホテルを動かす数日間。
支配人は大人になってからはずっとそんな年末年始を過ごしています。
だから今年も、まさに年末年始らしい濃厚な時間を過ごしました。
そして無事に三が日が過ぎると今度は業者さんが動き出して、銀行も動き出して、本社も動き出して・・・
それはそれでまた支配人はてんてこダンスなわけですが、、、
こうしてホテルを営業し続けることができていることが「当たり前」のことじゃないんだと胸に刻み、
常に「有難う」の気持ちで今日もがんばろうと思うのであります。
買い出しで自分の並んだレジの列だけ進まない支配人