漫画「ケン1探偵長」 | 二村旅人のブログ

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映画やテレビの話題などなど。漫画と言いつつ絵本とか。お手軽な音楽動画がほとんどですが…記事は毎日更新を断念し、アップ停滞中。 f(^^;

手塚治虫の少年探偵漫画
1954~1956年に「少年クラブ」で連載された全11話。(話に長短があるので、11エピソードって言うべきカナ。)

全国に26もの支社をもつ少年秘密探偵結社の探偵長で正義感あふれる少年のケン一(ケンイチ)が主人公。
頼れる相棒の九官鳥のドングリ(機械音や聞いた人の声マネが得意。鳥目なので夜目が効かないのが難点。)とともに、数々の謎やトリックをあばいて事件を解決するお話です。

日本だけでなく、インド奥地、冷戦下のドイツ、南米、香港から中国なども舞台とした推理&活劇もの。
インディアナ・ジョーンズやタンタンに劣らない?
う~ん、近場で言えば…江戸川コナン君にも負けない活躍ぶりですぅ~。
本格的な推理ショーの度合いでは流石にヤヤ負けてますが、遜色ない楽しさだと思いますヨ。
コマ割なんかも大胆な部分があったり…痛快な作品。
2000年に出た小学館の文庫版を持ってますが、
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今、書店に並んでるのは2011年に出た講談社の文庫版だと思います。
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2冊のデザインはホボ同じだったんですね~。

表紙の下に配置されてるのは、連載中盤から登場する(鼠小僧の子孫)マウス・ボーイ。
コナンにおける怪盗キッドのようなキャラって説明すると分かるカナ~。
ケン一に負けず劣らず変装が得意で、彼はナント犬にだって変装できます。(笑)

2008年に連載時のカラー刷りを復刻した版が出てるようです。
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表紙のバックがアブなのは最終話からですね。
さらに2010年にもカラー復刻版が出てた。
う~ん、欲しいかも…
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