漫画「サイボーグ009 完結編 conclusion GOD'S WAR」 | 二村旅人のブログ

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映画やテレビの話題などなど。漫画と言いつつ絵本とか。お手軽な音楽動画がほとんどですが…記事は毎日更新を断念し、アップ停滞中。 f(^^;

石ノ森章太郎の未完のSF漫画「サイボーグ009」の完結編で、小説のコミカライズです。
原作:石ノ森章太郎、小野寺丈
作画:早瀬マサト(1~9話)、シュガー佐藤(10話~)

石ノ森の構想(未完に終わった「天使編」や「神々との闘い編」に決着をつけるもの)を元に、息子で劇作家の小野寺丈が小説「2012 009 conclusion GOD'S WAR」(全3巻)を発表してました…が、私は読んでない… f(^^;
2012年はマヤの暦で世界が終わると読めることに着目してたもの。
今、なんとか2013年をむかえてますが…サイボーグ戦士たちのおかげなのかも(笑)

2012年から元アシスタント達の作画で小説のコミカライズが、無料コミックWEBサイト「クラブサンデー」で配信中です。

これを単行本にしたものが(気がついてなかったんですが、昨年)出版されてまして、
第1巻では、
「プロローグ サイボーグ001 天使の羽音」、
「サイボーグ002 摩天楼の底」、
「サイボーグ003 ありえざるもの」を収録。
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今月出た第2巻では、
「サイボーグ004 妖精街道」、
「サイボーグ005 ガイヤの都」、
「サイボーグ006 天空の食」が収録されてます。
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物語の序盤は、00ナンバーの順に個々のエピソードが綴られてる構成のようですね。
WEBでの最新配信話は、第16話「サイボーグ009~女神の陰謀~(前編)」ってタイトル(6月7日~8月8日まで配信だそう)になってまして、【009】すなわち島村ジョーのエピソードまで到達してます。

先週末に行きつけの書店に単行本の第2巻が並んでた(けど第1巻が棚になかった…ま、狭い店だけど…売り手としては置くべきじゃないの あせる )ので、第1巻も置いてある書店でマトメ買いしました。

単行本の表紙ではアマリ感じないと思うんですが、中身を読むと本家の画力にはヤハリ敵わないかなぁ…
う~ん、リスペクトを込めて自分らしい作画にしてるってことかなぁ…?

ま、お話は(原点未完部分の焼直しもありますが)個々のエピソードが今後どうつながっていくのかなど(小説を読んでないこともあって)とてもとても楽しみですし、2冊とも面白かったです。

特に「プロローグ」部分は、死の1年前(1996年)の病室で構想を寝る石ノ森のところへ2012年からギルモア博士が訪ねてくる…
あ~、こういう設定好きだわぁ。


◆なお、昨年秋公開の神山健治監督の映画「009 RE:CYBORG」もコミカライズされてたんですねぇ。
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今、第2巻まで出てるようですが…近所の書店じゃ見かけないや。
映画を見てないので、買うか買わないか決めかねてます。
買うにしてもお取り寄せになりそう… (^^;