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アメリカの学校シリーズで義務教育について、シェアさせていただいていました。
今回は義務教育前についてお話したいと思います。
産休はほぼない。
日本では、産前休暇、産後休暇、育休制度がありますが、アメリカでは正式な産休制度というものはありません。
連邦で定められているThe Family Medical Leave(育児介護休業法)では2週間の無給休暇所得の権利並びに継続雇用は補償されているだけです。
州によってTemporalry Disability Insuranceを申請して3か月ほど減給で休めるシステムはあります。もっと休む場合は無給で休む形になりますが、継続雇用は補償されない場合があります。
未就学児の呼び名
まず、小学生前の子供たちの呼び方を紹介。
Infant インファント (0歳-18か月)
Toddler トドラー (18か月-3歳)
Preschooler プリスクーラー (3歳-4歳)
Prekinder プリキンダー (4歳-5歳)
Kinder キンダー (5歳-6歳)
デイケア&ナーサリー
日本の保育園に近く、働いている人が長い時間預けるのに利用していることが多いです。しかし日本のように市で募集を受け付けて抽選なんてことはなく、それぞれのデイケアに連絡をして個人で入園させることがほとんどです。個人経営が多く、家で子供を預かっているところが多いです。1日、半日、または時間単位で預けられます。自宅にナニーが来るベビーシッター制度もあります。
プリスクール
プリスクールには2つの意味があり、「園」のこと、または「学年(3-4歳)」を示します。
ここでは園のことで、日本の幼稚園や保育園のことで、民間運営になります。教会、スポーツクラブ等が主体の物、私立一貫校、一般家屋を利用した小規模なものなど形態も規模も様々です。
受け入れ年齢は学校によって異なり、おむつがとれていなくても受け入れてくれるところもあれば、そうでないところもあります。そしておむつがとれているかいないかで、値段が変わってきます。クラスの構成も学校によってさまざまで、中には早期教育を実施している学校もあります。
プリキンダー
日本の年中さん(4-5歳)で、公立小学校にプリキンダーがあり、無償です。でも、収入額に上限があり、入れる生徒は限られています。なので、大抵の子供はプリスクールに継続して通います。
キンダー
日本の年長さん(5-6歳)にあたり、アメリカの公立小学校の一環として、すべての子供が無償で通えます。ここから義務教育の始まりです。
学費が高い
日本は無償化が進んでいますが、アメリカではキンダー以外は無償どころか高額です。預け方によって費用も様々ですが、1日中フルタイムで預ける費用は家賃に匹敵するぐらいです。
支援団体Child Care Aware of America が2022年に発表した調査によると、年間保育料は平均1万856ドル(約152万円)。
州によって物価も異なり、20年以上前、娘たちの保育料は安い方で1人月$600でした。今は1人月$1、500ぐらいだと聞いています。
州からの補償金
州から補償金が受けられる場合もありますが、審査は厳しく、毎月給料明細などの書類を提出しないといけません。1セントでも上限収入金額を超えると補償金は打ち切られてしまいます。
家は双子だったので、双子を預けて働くほうが赤字になってしまうので、働かない選択をしました。補償金を得て、2人だけど1人分だけの保育料で通わせてもらえました。
旦那の休みが不規則で、義理両親も仕事をしていたので、私は子供達と祝日、週末が同じ休みで、午後5時前までに退社できる職業に就きたいと考えました。
子供達が2歳前ぐらいになったころから大学へまた通い、教員免許を取得しました。大学も私は収入源がないということもあり、色々返済不要の奨学金を貰うことができ、ほぼ学費ゼロで通うことができました。
保育料の費用は高いですが、色々な制度があるので、色々調べて何が自分と子供にとっていいかを考える機会になりました。
またの機会に、今度は大学についてお話しできたらと思っています。
See you soon