こんにちは、イラストレーターのEricoです。
今日もブログに来て頂きまして、ありがとうございます。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日のイラストは、先日お仕事させて頂いた筑摩書房『中学受験の落とし穴』成田奈緒子(著)の本文イラストです。
今回の仕事ではイラストを描く前に記事のゲラを読ませて頂くことができました。
世の中に出る前のゲラを読ませてもらえるなんて、役得です。
嬉しくてゾクゾクしました。
著者の成田奈緒子さんは、小児科医・医学博士・発達脳科学者、公認心理師。
「子どもの脳を健やかに育てる」という視点で発信されています。
成田さんが仰ることに共感することが多くて、今まで手探りでやってきた子育ての答え合わせをするような気持ちで拝読しました。
本文では、
「親が持つべき最も重要な軸は、子どもを健やかに生かしておくということです」
と書かれています。
子どもが受験勉強を頑張っているときに、自傷行為の跡があったり、円形脱毛があったりという兆候があったら、「子どもを健やかに生かしておく」という軸に抵触する。
我が家の場合、以前ブログに書いたことがあるのですが、娘が定期テスト前に、「できない自分」を受け入れることができなくて自我が保てなくなった時期がありました。
「死にたい」「自分をやめたい」という言葉もしばしば。
その時に「できない自分は駄目ではない」と伝え、「できない自分」を丸ごと受け止めたんですよね。
多少成績が悪くても机に向かうことができなくても、「自分はダメではない」と思うことの方がよっぽど大事だと。
それ以降、娘の気持ちはだんだん落ち着いてきたように思います。
今も暇さえあればyoutubeを見て、塾にも通わず、やらなければやらないことからは全力で逃避するという頼りない感じに育っていますが、『中学受験の落とし穴』を読む限り、よく寝て、お互いを尊重してよくコミュニケーションを取ることができていれば、まあいいんじゃないかなと思っています。