こんにちは、イラストレーターのEricoです。
今日もブログに来て頂きまして、ありがとうございます。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日のイラストは、水彩絵具で描いたストロベリーキャンドルです。
先々週くらいから毎日1時間くらい水彩画を描くことにしました。
体調不良の日があって1日だけ休んでしまったのですが、今日で10日続いています。
毎年、年始にやりたいことリストを書いたり、ビジョンボードを書いたりします。
1月中はそれを達成しようと頑張るんですね。
ところが、だんだん失速していきます。
去年は、水彩絵具で絵日記を描くと決めて不定期ながら1ヶ月弱くらい続いたんですが、それ以降パッタリ描かなくなってしまいました。
継続したいけどなかなか続けられないってことありますよねー。
先日、そんな「継続」についての本を読みました。
著者は坂口恭平さん。
本にはたくさんヒントが書いてあったのですが、
私はその中から、
「同じことを繰り返さないこと」
「描くこと自体を楽しむこと」
を意識するようにしました。
違う植物を描く。
違う筆を使う。
違う書き方を試す。
水を含ませる量を変える。
失敗しても気にしない。
反応が気になってしまうので、SNSに投稿しない。
気楽に毎日楽しく描く。
上手に描くことを目的にしないで、描くこと自体に集中しているので、気づきがある。
気づきがあると、上達するのでますます楽しくなる。
良い循環です。
思い返すと、去年、水彩日記が続かなかったのは、他人からの評価を気にしすぎていたからでした。
見た人に素敵だと思われるような絵を描かないといけない。
良い構図で。
良い色で。
部屋に飾れる素敵な絵を!
と、自分自身を縛っていました。
今は、人に見せるつもりがないので、描くこと自体がただ楽しいなあと思えます。
「継続するコツ」は、通常あるような解説本ではなく、
坂口さんの「書くのが楽しい!」という喜びが無茶苦茶伝わってくる、とてもおもしろい本でした。
良いタイミングで、良い本に出会えたなあと思います。
坂口さんのパステル画も、本当に素敵なんですよね。
たくさん出版されていらっしゃるので、他の本も読んでみようと思います。