こんにちは、イラストレーターのEricoです。
今日もブログに来て頂きまして、ありがとうございます。
今日のイラストは、「登園」です。
1月から始めた絵日記。
ゆるゆる週1更新ですが、なんとか続いています。
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さて、不安の強い長女に向き合って一か月ほど。
認知心理学の本を図書館で借りて読んでいます。
最近読んで良かったのは、
「つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた。」 伊藤 絵美/著 医学書院
「子どもの「いや」に困ったとき読む本 どうやってしつければいいの?」 大河原 美以/著 大和書房
です。
1冊目「つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた。」の、「スキーマ」というのは、認知心理学用語で、過去の経験・記憶によって構造化された概念、より深い思い込みのことです。
スキーマはもともと持っている気質、家庭や外部の影響を受け強化されるのですが、スキーマ療法では、このスキーマを把握し、少しずつ修正していきます。
この本では、スキーマ療法を受けることになった患者さんの気持ちの変化が丁寧に描写されているので、自分自身に照らし合わせて、自分はどうなのか、どうだったのかを振り返りながら読むことができます。
2冊目の「子どもの「いや」に困ったとき読む本 どうやってしつければいいの?」では、大人が困る幼児の言動に、どのように対処するのが良いか具体的なアドバイスが書かれています。
例えばかんしゃくを起こしている子供について。
かんしゃくを起こしている子どもは「いや」という不快な気持ちを、親に受け止めてもらいたいと思っているんだそうです。
それなのに、親から叱られたり、放っておかれたりすると、「自分の『いや』という気持ちは受け止めてもらえないんだ」という環境に適応します。
この適応は、実は良い適応ではないそうで。
1~2歳の段階で悪循環が生じてしまうと、学齢期になってもかんしゃくが続いてしまうということが生じることがあるとのこと...
我が家の子供たちはもう中学生と小学校高学年なので、幼児期は遥か昔なんですが、当時、子供たちの「いや」を受け止められていたかというと、全然受け止められていなかった気がしますねーー。
子どもたちは、「言ってもどうせわかってもらえない」スキーマを築いてしまっているかもしれません。
この本を読んで気付いたことを夫や姉に話したところ、私自身の子どもへの態度に手厳しいアドバイスをもらいました。
厳しいアドバイスは言ってもらえるうちが華、とわかっているものの、受け入れるのはやっぱりつらくて、うぐぐとなります。
良薬は口に苦し。ピンチはチャンス。
今から変化を起こせば、後に大きな変化になりますしね。
真摯に受け止めて、少しずつでも変わっていきたいと思います。