とりあえず、読んでみましたよ。
- 新米司法書士・はるかの事件ファイル/自由国民社
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
現役司法書士の先生が著者のようで。
すみません、買ったのではなくて、図書館で借りたのですが。
内容は、
彼氏に誘われたのがきっかけで、うっかり司法書士試験に受かってしまった女子大生・はるか。迷いながらも司法書士としての一歩を踏み出すが…!?楽しく読めて、法律がわかる。
BOOKデータベースより。
とりあえず、どんな学力がある大学生でも、うっかりは受かりません(笑)
かなり本気で勉強したはずですね。
まあ、そこはさておき。
文章も短いので、小一時間くらいで読み終わります。
司法書士受験生、これから司法書士っていう仕事に興味を持った人には、オススメかもしれません。
さすがに小説ですので、派手な部分はありますが
(実際は、地味な仕事が多いのです)
不動産決済の立会い、相続登記、債務整理、会社設立、成年後見と
主要な業務は書いてありますし、とっかかりには宜しいかと。
読みどころは、不動産詐欺事件の章でしょうか。
今は振り込め詐欺も巧妙になっているので
もっと巧妙な手口があるかもしれません。
とりあえず、信用ある不動産業者とお付き合いするのが一番ですね。
個人的に納得したところは、最後の章で、金融機関の知り合いの方が、
司法書士になりたいということで、その相談を受けているシーン。
実は、うちの事務所でも、事務員が相談されたようですが
はっきり言って、簡単な動機で受かる試験ではございませぬ。
うっかりは受からないです(二回目)
3年くらい、自分の人生を掛けるつもりで、プライベートを捨てるつもりで勉強して下さい。
それくらい頑張れる、と思う方でなければ、なかなか受かりませんので。
この本を読んで、そのくらいの価値がある!
と思った方もおられるかもしれません。
今年の試験まであとひと月半切ったところですが
みなさま、試験がんばってくださいませ。
お読み頂きありがとうございます。