現在、成年後見制度である、保佐人に就任している案件があります



成年後見制度とは、認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々を保護し、支援する制度


簡単に言うと、その人に変わって契約・法律行為を結んであげれらる代理人になる制度です



私が受け持っている方に、相続が発生している方がおられますので


相続財産を、被相続人名義からその方の名義に移す手続きのため



数行の金融機関と打ち合わせ・問い合わせをしています



金融機関側も、成年後見制度の認知度が上がってきているせいか


成年後見人としての行動には、幾分動きやすくなってはいます


預貯金を下ろしたり、通帳を成年後見人名義にしたりとかですね



しかしながら、今回のような、相続が絡む場合には


やはりまだまだマニュアルがしっかりしていないようです



やれ、この書面の住所は保佐人、被保佐人どちらを書くか


氏名の欄はどういった書き方になるのか


被相続人甲野太郎 相続人甲野花子 保佐人渡辺隆之とか書いたりします


ハンコはどれになるのか・・・



数枚の文書を書くのに、一時間半かかりました


しかも、その金融機関に行くのは2回目で


一回目で内容は通知していましたし、それまでも電話等でやり取りしていたのですが・・・



今回は、預金の他、投資信託もあったので若干ややこしかったでしょうけど


その場になって書面の書き方で右往左往するのは


何と言ってもお粗末です



書くもの決まっているのだから、先にシュミレーションしとけって



この辺は、うちらみたいな個人経営者とは考え方が違うんだなあ


と改めて感じましたね



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