先週末に、法務局より
登記識別情報通知書のはがれ方が不完全である場合の取り扱いについて
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/shikibetsushiiru_index.html
との「重要なお知らせ」がありました
要は、登記識別情報の目隠しシールをはがす時に、破けたり、シールが残ってしまって
識別情報(暗号)がわからなくなった場合は、取り替えてあげるよ
という内容
まずはおさらい
登記識別情報とは、法律の改正により、今まで権利証と呼んでいたものに代わって発行される情報(暗号、パスワードで、目隠しシールで覆ってあるもの)のこと
現物は、こんな感じ
下の緑の部分が、目隠しシールで、はがすと12ケタの英数字の暗号が出てきます
この暗号が、これから不動産の権利証の代わりになるのです
この制度、地域差もありますが、2~4年前くらいから始まっています
暗号が権利証、ってことで、はがした時、見えなくなったら大変です
(権利証の役目を果たしませんので)
その対処としてのお知らせで、確かに非常に重要なんですが
稚拙な、恥ずかしいお知らせとも言えると思うのですが・・・
ものが権利証の代わりになるものなので、剥がしにくいのはしょうがないにしても
はがれない、はがれた時破ける、暗号が見えなくなるなんて
本末転倒です
この紙・シールを使う時、剥がすシュミレーションしてなかったんですかね?
先日には、正しい剥がし方?として
アイロンを当ててノリを溶かしてから剥がすとときれいにとれます
っていう情報が流れました
なんじゃそりゃ???な気分になりましたが・・・
現に私も、剥がした時危うくシールが残って、見えなくなりそうな時もありました
結構剥がすの苦労するんですよね
法律を改正して、使いやすく、便利になるならまだしも
こういうことで時間を食うのはバカらしい気がします
ここまで読んだ一般の方には、単なる愚痴のようになってしまって申し訳ないです(-"-;A
司法書士等、専門家しか苦しんでいないことだと思いますし
権利証の方式に戻せ、とは言いませんが
報酬基準撤廃により、価格の値下げが始まっていて
不景気ですが、薄利多売の世の中になっている時に
効率を悪くするようなことは止めてほしい、と実務家として切実に思います
久しぶりに?批判的な感じになってしまいましたが
ご容赦を(^▽^;)
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