前回記事http://ameblo.jp/futabajimusyo/entry-10283705219.html


から、また間が空いてしましましたが


今回は公正証書遺言の際の公証人の手数料とかを



公証人のHPでの解説でわかりますが

http://www.koshonin.gr.jp/index2.html




5000万円までの財産は、29000円かあ、と思うと


パッと見、結構安いですよね



ただ、上記のような計算ではなくて


砕いてお話しすると



被相続人(たとえば亡き父)の遺産が5000万円だとして


妻に3000万円相当の不動産を、


長男に1000万円の現金を


二男に1000万円の預貯金を相続させたいと言う遺言を書いたとします


そうすると、それぞれに計算され


3000万円の手数料→23000円


1000万円の手数料→17000円×2


となります。


また、1億円未満の財産の場合、11000円の加算になります



あとは、謄本代やら枚数加算で、5000円ほどかかるので


この場合は、73000円くらいになるでしょう



また、公証人に出張してもらう場合、上の手数料(23000円、17000円の部分)の半額と


日当が10000万円ほど、若干の交通費がかかります



また、公正証書遺言を書く場合には、証人の立ち合いが必要です


これは、自分の知り合いでも全く問題ありませんが


なかなか見つからない場合もあるでしょう


この場合、公証人に頼むこともできるはずです

(もちろん、専門家に頼んだ場合はそれもやっていただけるはずです)


この費用は、公証役場にもよりますが


大体一人5000円~1万円くらいのようです


これも自宅出張だと1.5倍くらいになるのでしょう



公証人の手数料は、大体このようなものでしょう



要するに、まあ5000万円くらいの財産で、上記のような公正証書遺言を書くときは


公証人に出張してもらっても、12,3万見ておけばまあよろしいんじゃないでしょうか?




専門家を頼む場合は、その方々の報酬規定があるでしょうから


その辺知りたい方は各々その専門家に聞いてみるとして




公正証書遺言の値段、どう思います?



私は安いと思うんですよね


もちろん、10万とかの出費は一概に安いとは言えないですが



遺言を書かなかったために、相続人間でもめて裁判になったら


弁護士を雇ったりして、お金だけでもウン十万、ウン百万かかったり


調停で少なくとも3か月以上(裁判の場合によっては数年)の時間がかかったりします


もちろん、遺言を書いてもそういうことがないとは言い切れませんし


自分は亡くなっている時のことなので


わからない、関係ないと言えばそうかもしれませんが



その問題を回避また、その確率を減らせるのであれば


安い買い物なんじゃないかと思います



職業柄、そう感じることも多いんです



自分の相続の指針を、相続人に示してあげることも


親(遺言者)の役目でもあるかな、と思うこともありますね




次回は、遺言を書いた方がいい方たちを述べたいと思います




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