前回遺言のお話をお書きしてちょっと間が空いてしまいましたが

http://ameblo.jp/futabajimusyo/entry-10278103252.html


その時に書けなかった、公証人の出張のお話



前回の公正証書遺言の流れでお書きしたように


基本は、本人と証人2人が公証役場に赴いて


公正証書遺言を作成してもらうのですが


公証人に出張していただくこともできます


おもに、本人の自宅、もしくは療養している病院とかでしょう



さすがにどこかの喫茶店という訳にはいかないんじゃないかと??



私の知っている先生は、週に1,2回は出張するそうです


もちろん、公証役場は大体市区町村ごとにあるので


そんなに遠くにはいかないのでしょうけど

(遠い場合は、現地の先生にお頼みするようですね)



やっぱり、みなさんご高齢、ないし自分の身の危険を感じた(入院した、病気が見つかった)とかで


やっと遺言を書く、ということになるので


(たぶんお子様や親族からもそういう時期になるとせっつかれたりするのかもしれませんが)


公証役場へなかなか行けない人が多いのだと思います



ちなみに、公証人に出張を頼むと、出張費・交通費(1万円くらい)がプラスされるほか


公証役場での基本報酬の1.5倍くらいになります


これが高いかどうかは別として



ただ、瀬戸際になって遺言をお書きする場合は、


公証役場の費用はそこまで高くない(と思う)ので


8万円が12万円に、10万円が15万円になったところで


そんなに気にしない人が多いのも事実でしょう




まあ、そういうお金の話は抜きにしても


本来的には、遺言はできるだけ早めに書いた方がいいと思います


人間、いつ何があるかわかりませんからね



実際、電話で遺言のご相談を受けた後


そのご本人が遺言を書く前に亡くなってしまうケースにも


数件遭遇しています


私が独立してから1年とちょっとでもそうなんです


虫の知らせなんですかね・・・


こういう話は、こちらも結構ショックです


そんな話に慣れることもないでしょう・・・



思い立ったが吉日ではないですが、やろうと決めたら


できるだけ早めに行動に移した方がいいのでしょうね(これは遺言に限らず)



ちょと話が脱線した気がしますが


次回は証人とか、費用のお話もしましょうかね




こちらをポチっとして頂けるとランキングに反映されます!

ためになった、面白かったと思ったらクリックをして頂けると嬉しいです!!

    ↓
にほんブログ村 士業ブログ 司法書士へ