ランチ時。
いつものスタバへ向かう道すがら。
ミミズより太く
イモムシより長い
何やら得体の知れないそっち系の生き物が、くねくね蠢いていた。
ひゃ〜ッ!
一瞬立ちすくんだ。
まさか大都会のど真ん中で出くわすとは…
まじキモッ!
十分なディスタンスを保ちながら、脇を通り過ぎた。
次の瞬間ある想いが浮かんで来た。
人間で良かった!!
*
この得体の知れないそっち系の生き物ではなく、人間で良かった
なぜか無性にそう思ったのだ。
人生、
ムカつくこと、悔しいこと、悲しいことも多いけれど、
同じくらい、嬉しいことや楽しいことも起こってるわけで。
この喜怒哀楽を感じられるのも、人間としてこの世に生を受けたから。
人間である醍醐味。
得体の知れないそっち系の生き物の一生にも、色んなドラマがあるのかもしれない。
もしかしたら、非常に穏やかな一生なのかもしれない。
でも私は、人間で良かった。
人間として生まれて超ラッキーじゃん!
そんなことをふと思った。