デカルト的な発想で

 

コメントしよう。

 

水面に入れた箸を外から眺める。

 

すると

 

箸が折れているように屈折して

 

見える。

 

これは「見える」という認識。

 

しかし、違った角度から

 

眺めると

 

箸はまっすぐに見えるかもしれない。

 

アランの言葉に

 

 

 

 

「実際の事物こそ 常に精神の監視役である。」

 

 

 

アラン著作集「1」思索と行動のためにP22

 

 

自分の

 

相手を見る見かた。

 

顔つき

 

口の形

 

服装のデザイン

 

カバンの種類

 

靴や

 

話し方

 

これらすべての「見かた」を考える。

 

 

アランは次にこういっている

 

私たちの自分の誤りにちょっと注意を払うだけで、

世の中の様々な情念によって曇らされた認識

そして

対象なく確かめるすべのない認識の巨大な広がりが

あることは、容易に気付くであろう。

 

普段私たちは様々な患者さんと接する

 

もしかしたら

 

その人は

 

良い人かもしれない。