ご祈祷には、様々なお願い事が用意されています。
八方除 合格祈願 お宮参り 交通安全 学業成就 商売繁昌 身体健全 厄除 新築改築方除 お礼参り 七五三詣 旅行安全 良縁成就 開運招福 病気平癒 家内安全 転宅方除
一例として、鹿島神宮のご祈祷の種類
何がどう違うのか、どれを選べば良いのか迷うときは、受付で相談すれば大丈夫です。
ところが、「よく分からないし、相談するときに自分のお願い事を説明するのが恥ずかしいなぁ・・・」という感じで「心願成就」を選ぶ人もいるようです。
それもアリだと思いますが…一回のご祈祷でお願いできるのは基本的にお願い事一つまで、ということには注意が必要です。
心願成就は、「自分が心に願っている事を全部叶えてもらえるオールマイティなご祈祷」というわけではないのです。
例えば、仕事・家族・健康など、ジャンルの違う願い事がいくつもあったとして、「心願成就」のご祈祷を受けた場合、神仏がどの願い事を叶えるのかを選ぶことになります。
その場合、自分ではどの願い事が選ばれたのか分かりません。
なので、オールマイティな願い事という感覚で「心願成就」を選ぶのは避けた方が無難かなと思います。
もちろん神仏に、願い事をあれこれいくつも頼むのは自由ですけど、それはちょっと行儀が悪いことなんです。
また、沢山の人が願い事を叶えて貰いたくて順番待ちをしているような状況だと、複数の願い事を頼む人は、後回しにされる可能性が高いです。
どこの神社仏閣でも、「これは絶対に叶えて欲しい」という願い事を一つに絞って伝えた方が、叶えてもらいやすいです。
もし複数の願い事があるならば、一つの願い事が叶ってお礼参りをしてから新たに別の願い事を頼むか、別の神社仏閣で願掛けをする、というのが礼を尽くしたお願いの仕方なのかなと思います。
例えば、A神社で商売繁盛、B神社で家内安全、C寺で厄除け・・・という感じです。
つまり、一つの願い事＝一枚のおふだ、となります。
お寺と神社のおふだは一緒に置かないことも大事です。
＊神棚には神社のおふだ、仏壇にはお寺のおふだ、など。
また、おふだは最大10枚までにしておいた方が、無難なようです。
＊おふだが多すぎると家のエネルギーが乱れやすくなる。
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