同じことを繰り返す次郎君に

 
こどもって、わかったようでわからないようで、同じこと繰り返すことがよくあります。
次郎君もそうでした。

またまた、練習問題を自力で解く学習の時間のことでした。
 
彼がやる気にならなくて、みんなそれぞれ問題を必死に解いている最中に、うろうろし始めたのです。
 
私は、何度も同じことを繰り返す彼に、思わずかっとして、どなってしまいました。
 
 
「わたし、あなたたちに何回も何回も言ってきたよねえ。自分で自転車をこぐように自分から動かないと、ここには来られないって・・・。わたしは、これまで、ぼうっとしていた? あっちこっちうろうろして、みんなのノートに〇をずっとつけていたよねえ。暇みたいだった? でも、あなたは、自分が自転車の練習をしているときに、自分だけ、私にずっと支えててって言ってるんだよ。みんなが一緒に練習しているのに、あなただけそんなこと望むの?」とまくしたてました。
 
 
彼は、苦笑いのような表情をみせながら、慌てて机につき、問題を解き始めました。
 
それ以来、席から離れなくなってくれたので、「雨降って地固まる」でよかったと思ったことでした。