今年もお盆の『送り火』の日である8月16日に行われる当寺院『大せがき法要』を、無事にお勤めすることができました。

また、事前にお申込いただいた精霊のお供養も、滞りなくご回向させていただきました。
今回は感染予防のため、午前・午後の二部制とした初めての試みでしたが、問題なくお勤めできたと思います。

 

さて、本日ご出席いただいた皆様、コロナ禍、そしてお盆に似合わない長雨で足元のお悪い中をお参りいただき本当にありがとうございました。

また残念ながら2シーズン目となったこの状況を考慮して出席をお控えいただいた方々、そして普段よりも過分にお供えしていただいた皆様も本当にありがとうございました。

世間的には色々な行事がさらに自粛される中ではございましたが、今回も法要へのご出席は皆様の自己判断に委ねる形で、そしてお寺としても感染防止対策を徹底しながら粛々とお勤めさせていただきました。

 

また今夏のお盆参りに関して、やはり月始めに出た蔓延防止重点措置の影響でお参りを自粛される方もたくさんおられましたが、ご希望されるお家へは滞りなくお参りすることができました。

お参り先でお会いした皆様、特にお参り後半の長雨で予定時刻に間に合うよう次のお参りのお家へのご配慮も含め、本当にありがとうございました。雨の影響もほとんどなく、順調にお参りすることができました。

 

そして例年のお盆の最後の行事となる地蔵盆ですが、今年も23日夕方のお菓子配りがありませんので、表向きには(23日のお昼に行われる地蔵盆の御詠歌はお勤めされます)昨日の施餓鬼法要でお盆行事は終了です。

さすがに二回目となるこの決断は昨年以上に苦渋の選択ではございましたが、やはり子供たちに自己判断をお願いする訳にもいきません。

 

とにかく、本日の法要後のお話で少しお話しましたが、このコロナ禍という状況下で私は『祈り』の大切さに気付かされました。

あらためて、コロナウイルス感染の一日も早い終息を、切に切に祈りたいと思います。

 

合掌

 

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