積雪

昨日は強い雨が降った岩手県。

相変わらず積雪は無く、過ごしやすい日々。

このまま、雪かきせずに冬が終わると、

人生初かもしれません。

驚きとともに、不安もよぎります。

このまま温暖化が進むと、どうなってしまうのか。

人間が住みにくい環境になってしまうのでは？？？

と予想がつきます。恐ろしいですね。うん。

やっぱり、冬は雪、夏は海、春は桜、秋は紅葉

きちんと四季がないと日本とは言えません。

日本の四季は世界に誇る美しさ！

と自慢してきたけれど、どうなることやら。。。

冬がなくなってしまうかも。。。

そういえば、国体、いや、今年から国民スポーツ大会

と名前が変わったようですが、

山形県で行われるスキーアルペン競技が、

雪不足で厳しい状況になっているそうです。

山形も雪国で、蔵王とか月山とか、

有名有数のスキー場があります。

アルペン競技の会場のスキー場は、

今年、ほんとに積雪がなくて、

オープンは数日だけだったようで、

今は国スポのために、トラックで雪を運んでいるらしい。

涙ぐましい努力です。うん。

これまで雪不足で国体が中止になったことは無いって。

本当に今年だけの気候だと思いたい。

来年は例年通りの積雪になりますよーに！

岩手県も雪不足で営業できないスキー場がありますが、

盛岡近郊や、八幡平、安比高原、夏油高原など、

主要なスキー場には積雪があり、営業しています。

それでも、なんとかセーフといった感じで、

ギリギリの状況で営業しています。がんばれー！

前にも書きましたが、先週ぐらいに、やっと、

本来の雪質、積雪で滑れました。

しかし、今週の雨で、一気に春スキーの様相になりました。

厳冬の2月と昔は言っていたのに、もう春のようです。

本心は泣いています。

３月にクローズするスキー場もあるはずです。このままだと。

世界のスキーヤー、スノーボーダーが、

いち早く、気候変動に気づいていて、

もとの気候に戻す活動を行っていると聞きました。

日本の元アルペンスキー選手の皆川賢太郎さんも、

必死に気候変動に対する活動を行っています。

元女子モーグル選手の上村愛子さんのご主人ですね。

当然、愛子さんも活動しているようです。

世界を転戦してきた彼ら、彼女らは、

世界の雪質を知っていて、

その上で、日本の雪質は抜群だと言っています。

氷点下２０度の国はあるけれど、雪は降らない。

そういう国が多いんです。。。と言っていました。

日本はシベリアの冷たい風と、

日本海の湿った上昇気流が山脈みぶつかって雪雲ができる。

世界的に稀な環境だというのです。

世界に誇れる日本の雪なわけです。うん。

海外のスキーヤー、ボーダーも、それに気づいて、

冬にわざわざ、日本のスキー場に来るのです。今は。

そのくらい、日本の雪質は最上級ということです。

でも、せっかくの雪質も、今年のように降らないと、

どうにもなりません。

降って欲しいと思う一方で、生活面では降って欲しくない。

今年はお年寄りがだいぶ、楽に冬を越しているわけです。

雪かきが嫌やでマンションに移り住む人も多いのです。うん。

あー、でも、私は悲しいなぁ。。。積雪。。。

うん。