フランス・スペインに行ってきました。 | ありがとうバラ園芸のブログ

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6月に2週間ほどフランス・スペインに一人旅に行ってまいりました。

目的は、コロナ以降かなり精神的に人生に行き詰まりを感じているので、新しい世界を見ようと

フランスのバラ巡りで勉強とスペインに昔から興味のあったフラメンコを観に行って来ました。

大量の写真ですが(これでもごくごく一部です)旅行記を書きます!

 

ありがとうバラ園芸の方はスタッフにしばしお任せして、人生初の一人旅での海外旅行です。

ベトナム航空にて ハノイ経由でパリへ

ついたら現地の日本人ガイドさんと合流して凱旋門にて

凱旋門やエッフェル塔を観ましたがあまりにも王道すぎると思うのでちょっと割愛DASH!

翌日はレンタカーをパリでレンタルしましてパリから2時間ほどかかるジェルブロワ村に行ってきました。

初 オペルの車(コルサ) 左ハンドル・オペル・ロータリー交差点・・・

運転にそれなりに自信があった?とはいえ人生初めてづくしの経験でした。

たぶんフランス屈指の運転難易度と思われるパリ凱旋門のロータリーを、人生初・左ハンドル車で・走行5分で乗り越えれたもんです(^_^;)

ジェルブロワ村、村中が薔薇だらけです。 

本当に美しい場所で多分天国はこんなところだ・・と思うほどに良かったです。

撮った写真はごくごく一部で、カメラでも目で見た美しさのわずかしか伝わらないくらいです。

薔薇は日本ほど丁寧にお手入れされていませんがそれでも、風景とのマッチングも良くて現実感がないくらいの美しさでした✨️。

フランスの、定食はパンとチーズとワイン(運転なのでもちろん飲んでません)、日本で言う味噌汁とご飯のような感じだそうで。

 

ジェルブロワ村は公共交通機関では行く方法が基本的になく、この日もレンタカーを借りて日本人ガイドさんの付き添いでパリから迷いながらも高速に乗って2-3時間で到着しました。それ故に行く難易度がほどほどに高く、滅多に行ける場所ではないと思います。

ジェルブロワ村の教会

12日間の道中、カトリックの教会に何度も立ち寄りましたがとても居心地が良いというか懐かしいというか・・、不思議な感覚です。

 

実は帰り道車がパンクして大変でしたが、ガイドさんがいてくれてフランス語で対応してくれたたおかげで本当に助かりましたあせる

わざわざフランスでこんなトラブルに会うなんてなんか因果めいたものを感じる出来事でした・・ビックリマーク

 

残りのパリの滞在日はパリでバラ園巡りなど 

これはパリ地下鉄駅入口のアールデコ建築 アールデコ様式が好きなのですがもはやパリにはほとんど残っていないですね。

ライ・レ・ローズにあるバラ園 世界最古の薔薇園です。

想像していたよりも素朴な薔薇園で、でもガゼボ仕立てなど見事ですね!

フランスの日本との考え方の違いをいろいろ感じさせられます。

カタコンベ・ドゥ・パリ 中世の頃に疫病でなくなった方の埋葬されている地下墓地

生とはなにか死とはなにか色々考えます。パリの白い建物はこういった地下から掘り出した石で出来てるんですよね。

パリの有名バラ園、バガテル公園に孔雀がいっぱい!

バガテル公園も思ったよりコンパクトでしたが、フランスらしい整形式庭園で、とても勉強なりました。

パリ市内からそんなに遠くないので普通の観光で少し立ち寄ってもおすすめできるような場所です。

当たり前だけどフランスはルノー・プジョー・シトロエン天国ですね。

うちで仕事に使ってるベルランゴも飽きるほど走っていました。

こちらはパリから少し郊外のマルメゾン城

ナポレオンの奥さん、ジョセフィーヌの作った庭があります。

ジョセフィーヌによって1800年代に世界中から集められた薔薇が同じ場所に植えられてここで新しい品種や系統が生まれた、

薔薇園芸の歴史上極めて重要な場所です。

穏やか素朴なお庭で、かつ当時ともまた様子が結構違うようですが、バラ園芸屋の端くれとしては、絶対観にこれて良かった場所です。

 

翌日はスペインに行くためにまずはリヨンに移動。

薔薇のためにTGVに乗るために?フランスに来たようなものです(笑)

本当はフランスからスペインに移動する寝台列車にも乗りたかったのですが日が合わずDASH!

リヨンで午後時間があったのでリヨンのノートルダム大聖堂に行ってきました。

全く期待してなかったのですが、めちゃくちゃ感動しました。建物の大きさといい(ビル10F分くらいある??)

内部の装飾のセンスと言うかバランスと言うか、その美しさのといい・・。

山頂に建っているのですが行く途中で載ったケーブルカーも良かった!

翌日もTGVを乗り継いてスペインのフィレゲスに

フランスの方は個人主義で日本人からすると一見無愛想な(特にパリは)印象がありました。

でもちゃんとコミュニケーションとると親切な人多いんですよね。

リヨンで動画撮りながら手を降ったら運転手さんも振り返してくれました。めっちゃ嬉し~✨️

スペインに入り、フィゲレスのダリ劇場美術館 ダリの面白いもん作ろうっていう心意気がいいですよね。

昔上野で観た「世界教会会議」という絵をみて鳥肌が立つくらい・いたく感動した記憶があります。

スペイン料理、さくらんぼを使ったアホ・ブランコ!(冷たいスープ)美味しい!

フィゲレスのホテルドゥランにて泊。ダリもよく食事に来たそうです。

スペインの国鉄レンフェの新幹線AVE(アヴェ)でバルセロナへ

受難のファサード

どれだけ善を尽くしても、最後は裏切られて磔にされる、衣服さえ剥ぎ取られ、最も悲惨な死に方をする。

それが人生かもしれません。

例えそうであったとしても、本当に価値のある生き方をするべきと、見せられているような・・。

内側は祈りのための空間 ステンドグラスの光が綺麗で、不思議な空間です。

塔の先端はモザイクのフルーツいっぱいです。

サグラダ・ファミリアは写真で見るとゴチャゴチャしているように見えましたが

実物は精緻でキリストの生涯が見てわかるようによく考えて

またいつか建設中の「栄光のファサード」が完成したらまた見に来る気がします。

グエル公園

翌日はグエル公園によってバルセロナからセビリアに飛行機で移動。アンダルシアのひまわり

 

 

セビリアのフラメンコは最高でした。

ベテランのオバちゃんのダンサーの動き・一挙一動がすべて自分自身のようでした。
明快で、その反面フラメンコが全く理解できないという人の気持もよくわかります。


昔からフラメンコのリズムやダンスを聞くと妙に懐かしいという感覚がありましたが
きっと過去世の自分の一つは女性で、その時のフラメンコは人生そのものだった。

そんな風に確信めいたものを感じました。
フラメンコに惹かれるけど、でも今生の目的はまた違う、ということも感じて。

スペイン広場の路上フラメンコ

たまたま到着した日が滅多にない闘牛の開催日で観てきました。

目の前でマタドールと戦って闘牛が目の前で倒され殺されていく様は人生でトップクラスにショッキングだったかもしれません。

人によっては残酷すぎて見れないかも、しかしその反面こういうものは絶対に残っている必要も感じたり。

人類の歴史を感じる催し物でした。

 

アンダルシア料理 サルモレホ 

豚ヒレ肉のウィスキーソース

牛テールの煮込み

アンダルシア料理も色々 頂きましたどれも最高です!!

セビリアでガイドいただいた日本人ガイド様も最高に親切で有り難かったです✨️

 

AVEでセビリアーコルドバーマラガに移動。

スペインの新幹線、AVEはアヴェと呼ぶそうです。ガイドさんに寄るとスペイン語で鳥類みたいな意味らしい。

めっちゃ揺れました、日本の新幹線って凄い!

そしてめちゃくちゃ汚れてます。洗おうよ車体!(笑)

 

最終日、12日目

飛行機でマラガーパリーハノイー羽田と乗り継いで帰ってきました。

実はリュックにカーボンファイバー製のバイオリンを入れて、アンダルシアのひまわり畑でバイオリンを弾いてきました。

カーボンは鉄よりも頑丈で重さも弓を入れてたった500gしかないので意外と出来るものです。

道中案外忙しく、あまり練習できなかったのであまりキレのいい演奏はできませんでしたが。なかなか良い思い出になりました。

 

ほとんど英語も喋れないですが、よく行ってこれたものだと思います。

道中色々気づきがあり、本当はこまごま全部話すと丸2日かかるくらい色々な話があるのですがとても書ききれないので本当にさわりだけですが、ちょっと写真メインで書いてみました。

 

帰ってからずっと悩んでいた人生の目的意識を取り戻しましたので、これは擦り切れて失った魂をもう一度取り戻す旅だったのかもしれません。