先日、以前から気になっていた「ココヘリ」に加入しました。
ココヘリに加入すると、このような発信機が送られてきます。
大きさは、横4cm 縦6cm 厚さ1cmで重さは20gです。
発信機は生活防水なので完全に水に浸かってしまうとダメですが
満充電で約2カ月大丈夫です。
そして、発信機はバックパックの一番上に取り付けています。
本人や家族から遭難の連絡があれば、通常は登山届を元に山に入って捜索するのですが
ココヘリに加入すると、この発信機に入会者のIDが紐づけされているので
遭難の連絡があれば、専用の受信機を使ってヘリで捜索してもらう事が出来て
24時間356日緊急コールセンターで対応してくれます。
でも、天候が悪かったり日が暮れるとヘリは飛びませんが
発信機を使って地上からの捜索も対応しているようなので
どちらの捜索でも、ピンポイントに探してもらえます。
そして、去年の7月から「jRO」と提携して、捜索費用が年間最大550万円補助されていて
その他にも、個人賠償保険1億円とアウトドア用品保障3万円が付いてます。
もちろん、他の山岳保険にも入っているのですが
もし、遭難したり落石で他の人が負傷した場合に
いくら費用が掛かるか分からないので
少しでも保険で賄える金額が増えるのはイイと思います。
ただ、遭難して自分で連絡できる場合はイイのですが
もし、そうでない場合は家族が警察などに連絡して捜索します。
でも、発見できない場合は「行方不明」扱いになるので
7年後に普通失踪の申し立てを家庭裁判所にして失踪宣言審判を受けて
家族が役所に失踪届を提出すると、行方不明者の死亡が認められます。
ただ、震災や船舶の事故などの場合は「危険失踪」になるようですが
それでも、死亡が認められるまで1年かかります。
死亡が認められないと生命保険も下りないので
家のローンも払い続けないといけないし
賃貸住宅の契約や携帯電話なども解約できないので
残された家族は色々と大変です。
でも「ココヘリ」があると発見してもらえる確率が上がるので
これで、安心材料が少し増えたと思います。