2007-08 ニセコレポート その6 | HIRO'S DIARY vo3

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平成20年1月3日(木) くもり 時々小雪

朝ご飯を食べた後、昨日の夕方にニセコ入りしたMちゃんとYちゃんと3人でゲレンデへ。

今シーズン初滑りの2人なので、最初は白樺コースと林道コースを何本か滑った後に

「ピークに登ってみる?」 って聞いたら
 

「登ってみる!」 って言ったので初日だけどピークに登る事にした。



一応注意書きに目を通す2人。



そしていつものようにガスっていたがアタック開始。



しかし、何故かMちゃんのペースがいつもより速く少しずつ離される。
毎年一緒に登っているが、いつも汗だくでハアハア言っていたのに・・・。

そして少し平らな所まで登って小休止。 今シーズン初ハイクにお疲れ気味の2人。



そこから更にピークを目指しガスが濃くなる中を黙々とハイクする。



そしてなんとかピークに到着。



山小屋にゲンテンを立てかけてパシャリ。 カッチョいいー!



少し休憩した後、滑る準備をしていよいよドロップイン。



視界は悪いが中々いいパウダーを気持ちよく滑る。



木に引っかかって埋もれても自然に笑顔がこぼれる。



いつもは真ん中か右のコースを滑るが、今日は左側の
少し開けたバーンを滑り右に回り込む事にした。

そして少し斜面が急になってきたので右にトラバースして回り込む。



しかしYちゃんは何故か行ったらダメな沢の方に向かって行く。

「そっち行ったらアカンでーー!」

大声で叫ぶが沢へ沢へと落ちていく。

「こっちにトラバースしてーー!」

Yちゃんは右にトラバースする時は何故かスイッチバックサイドで滑るので
上手く右に行かずフォールラインに向かって沢へと落ちていく。

結局戻れなくなり板を外してハイクするYちゃん。





その頃Mちゃんは、転倒を重ねるうちにゴーグルに雪が入り
内側が凍って使い物にならなくなり、目をシャバシャバさせながら滑っている。



とりあえずYちゃんの所まで行くが右に戻るには下に落ちすぎたので
みんなで板を外してハイクする事にした。

本当はそのまま左側を滑って作業道に抜けるコースに行こうと思ったが
まだ積雪が少なかったし、視界があるうちにハイクしてでも右に戻る方が
確実だし安全だと思った。

そして目の前にある小さな丘を越えて、更にその先にあるパウダーだらけで
気持ち良さそうなバーンを横切っていつもの所に戻る事にした。



画像では分かりにくいが、右脇に抱えた板の先端が埋まる程の
腰まであるパウダーを先頭を切ってラッセルしながら前に進む。



目の前の新雪を汗だくで息を切らしながらドンドン前に進む。 キツ~イ!

でも、先頭を切ってガンガンラッセルしている、そんな自分が好きだったりする。

そんな中、振り返るとMちゃんはスグ後ろをついてきたがYちゃんははるか後方でへばっている。



「お~い、ほっていくぞ~!」

そんな脅しをかけながらも更に雪を掻き分けながらラッセルして
なんとかいつもの場所に戻り無事にゲレンデに辿り着いた。

プチ遭難?でかなり時間を食ってしまい既に2時を過ぎていたので
そのままリフトに乗ってヒラフに戻り、キングベルでお昼休憩をした。

今日は 「岩塩スープ海の幸ラーメン」 (そんな名前やったような?)



お昼の後はゲレンデを軽く流し、最後は2人の 「グラトリショー!」
でも 「グラトリショー」 と言うより、「グダグダショー」 だった。

そんなグダグダショーを楽しんで今日の滑りは終了。

宿に戻り少し休憩をして、今日も美味しい夕食をお腹イッパイ食べた。



そしてご飯の後はアンヌプリ温泉に連れて行ってもらった。



「あっ! 忘れた!」

温泉から上がって車で出て少し走ったところで
ミカちゃんが忘れ物に気づいたので戻って取りに行った。

「何忘れたの?」

「これです。」

見たら温泉セットが入ったカバン。

「えっ?」

と言うことは、行く時にそのカバンを持ってきて、帰りは手ぶらで出てきたという事。

ありえねえ~~! 

そんなハプニングがありながも、帰りに買出しをして
夜にはいつもの様に飲み会が始まった。

その時に今日のプチ遭難の話をしたらみんなに 「ガイドが悪い!」 って言われた。

自分では 「名ガイド」 と思っていたのに、本当は 「迷ガイド」 だったみたいだ。

お後がよろしいようで・・・。

つづく。 の?

 

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