デリカ スペースギア メンテナンス その1 ラジエターホース交換 | HIRO'S DIARY vo3

HIRO'S DIARY vo3

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ラジエターホース交換」

ラジエターとシリンダーヘッド側を繋ぐホースと
インパネに向かうヒーター用のホースからクーラントが漏れていた。






リザーバータンクの量が減るほどではないが
一気に漏れるとシャレにならないので交換する事に。

という事で、事前にディーラーで注文しておいた各パーツをスタンバイ。



まずはクーラントを抜く為に、エンジンの下にあるカバーを外す。



するとドレンの蝶ネジがあるので、それを緩めると下の穴からクーラントが出てくる。
しかし蝶ネジを全部外すと、そこから横方向にクーラントが出てくるので注意。




暫く待って全部出切ったところで古いホースを外す。

すると、ラジエター側は問題なかったが、ヘッド側がこんな事になっていた。



ホースの中はこんな感じ。



どうやら、クランプの圧の掛かるところが劣化して
そこにクーラントが溜まって全体が腐食してしまったようだ。

思っていたよりも酷かったけど、何とかキレイになったので新品のホースに交換。



アッパー側はクランプを閉めすぎてホースが変形してしまったようだ。
こちらは本体側に問題なかったので、外した後にキレイに拭いて新品のホースに交換。



そしてドレンの蝶ネジを締め、クーラントを入れ、アイドリングをして
エアー抜き用のこの穴からクーラントが出てくるのを確認して
ボルトにシールテープを巻いて締める。

ここのボルトはプラスチック製なので、締め付け具合が微妙で
無理して締めすぎると折れてしまうので注意。



あとはドレンを再確認してカバーを付けたら終了。

ちなみにデリカのリザーバータンクは、経年劣化でいきなり割れてしまうので
中が見えない位に茶色く変色してきたら、事前に交換した方がいいです。



今回のデリカ号も変色していたので、納車前に交換してもらいました。

あとリザーバータンクとラジエターを繋ぐホースのラジエター側の付け根の所は
エンジンルーム内を作業する時に手を掛けて力を入れると簡単に割れてしまう。



ここが割れてしまうと、ラジエター自体を新品に交換するか
ラジエターを丸ごと外してアッパー部分だけを交換しなければならない。

もちろん自分で修理できるレベルではなく、お金も時間もかかるので
チョットした油断が、とんでもない事態を招くので注意が必要です。

デリカスペースギアのブログ


人気ブログランキングへ ← 今日のブログランキング


 

デリカ デリカスペースギア スペースギア メンテナンス ラジエターホース ラジエターホース交換