すっかりJAZZづいた年末でしたが、年明けにまたTSUTAYAに行ってJAZZのCDを棚からひとつかみしてきました。
適当に選んで、レジに持っていったら合計枚数が9枚で、「年末年始に10枚借りると\2,000キャンペーン」というのをやっていて、店員のお兄さんに「あと1枚借りた方がいいっすよ。」と勧められました。

他に借りたいJAZZのCDがなかったので、何でもいいやと思い、J-POPの棚から「そういえばSuperflyの新しいやつ(って何ヶ月前に出たんだ?)聴いてなかった」と思い出して借りました。

Wildflower & Cover Songs;Complete Best ’TRACK 3.../Superfly

¥2,800
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こいつのDisc-2が全曲外国曲のカバーが収録されているのだけれど、JAZZづいていたへろは曲名もろくに見ずに他のJAZZのCDのついでにiPhoneに取り込んで、半月くらい聴かずに忘れてました。
やっと昨日、通勤帰りに思い出して聴いたところ、8曲目になんとニールヤングのHeart of Goldのイントロが聞こえてきて、ひっくり返りました。
ジャニス・ジョップリンをリスペクトしているとは聞いていましたが、ニール師匠の曲を歌ってくれるとは・・・まあ、同じくウッドストックで世に出た人ですけど。
他にもいにしえの名曲を全15曲見事に歌いこなしていて、
越智志帆のうまさ、声の良さに改めて脱帽しました。

歌唱力という面ではSalyuちゃんとSuperflyはJ-POPの女性シンガーの中では別格ですね。
YouTubeに二人の共演シーンがありました。
U2の名曲です。



Salyuちゃん、変なメイクとエリマキとかげみたいな衣装ですが、、、

いいっすね~。

「ステージの真ん中が自分の居場所」と言い切る越智志帆、
「音楽にすべてを捧げる覚悟を決めた」と言うSalyu、二人ともかっこいいです。

YouTubeの書き込みに「Salyuに比べたら絢香なんてゴミだ」という過激なのがあり、
そんなことはないだろ!と思い、絢香聞き直してみたら・・・ちょっと納得しました。
そんなこと言ったら、J-POPはゴミだらけ・・・

話それまくりですが、JAZZもいいけど、Rockもやっぱりかっこいいな!というお話でした。





ベース教室でソロのフレージングについていろいろ教わっているうちに無性にJAZZが聞きたくなり、地元のTSUTAYAに駆け込んで棚からひとつかみしてみました。


至上の愛/ジョン・コルトレーン

¥1,995
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ブルー・トレイン/ジョン・コルトレーン

¥1,100
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モントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス/ビル・エヴァンス

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スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス+5/スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス

¥1,995
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クール・ストラッティン/ソニー・クラーク

¥1,100
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バード/サヴォイ・レコーディングス (マスター・テイクス)/チャーリー・パーカー

¥3,568
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サキソフォン・コロッサス/ソニー・ロリンズ

¥1,800
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TSUTAYAにもこんなCD置いてるんだとびっくり。

大学生の頃、何故かJAZZにはまって訳もわからずこういった音楽を(当時はレコード&カセットテープ&カセットウォークマンでしたが)聴いてた時期がありました。
ちょうど貸しレコード屋という業種が出始めて、勘違いしたJAZZマニアが無謀にも店舗経営に手を出し始めた時代です。
当時住んでた練馬駅前の貸しコード屋でこうしたレコードをよく借りてたんだけれど、松田聖子や中森明菜のレコードはみるみるジャケットがすり減っていくのにJAZZのレコードはいつまでもほぼ新品のままでした。
それなのに、店主から「クリフォード・ブラウンのレコード全部そろえたから借りてくださいよー!!」とか言われて、社会人経験ないながらも「この店危ないな」と思ったものです。

これらのCDをiPhoneに取り込んで通勤中にチープな音質で聴きながら、言いようのない感慨に耽ってます。
当時自分にはJAZZは好きな音楽だけど、語れないし、演奏できないし、という距離感を感じてそれ以上近づこうとしなかったのですが、30年近くたって何だかひどく遠回りして本当に心地よい音楽に再会できたような不思議な気持ちがしました。

だいたい、音楽ってわかるとかわからないとか頭で理解するものではないし、このアルバムが作られた背景は・・・とかってのは音楽評論家(今でもいるのか?)にまかせて我々は聴きたい音楽を聴けばいいのですよね。

もともと楽しく踊るために作られた(という説がある)JAZZが演奏者の興味のおもむくままに音楽的に追求され尽くした結果、一般聴衆からは遠ざかっていったというのはJAZZの悲劇だけれど、どんなアートでも究極まで追求されたものって取っ付きにくく、一見訳のわからないものになるような気がします。
ピカソの抽象画も実物を見ると説明しようがない感動に寒気が走りますよね。
スタジオ録音なのに1曲10分以上もあって、最初のテーマのあとは延々ソロまわしなんて今から考えたら狂気の沙汰だけど、50年代とか60年代当時はそれがかっこ良かったらしい。
ミュージシャンにとっては良い時代だったのだろうな。。

それでも何でも誰がなんと言おうとチャーリーパーカーやコルトレーンはすごい!
今更ですが、そう思いました。

何だか、へろの人生はより道だらけで切ないです。

とJAZZ聴きながら焼酎飲みすぎてます。

おやすみなさい。




毎年恒例の假屋崎省吾が目黒雅叙園の百段階段を花で埋め尽くすというイベント に行ってきました。

フュージョンバンドmarsのブログ

假屋崎省吾ってTVで見ると奇人変人ですが、やはりタダモノではないです。
生花という素材は絵画や彫刻と違い永続性がないせいか、
飾られた圧倒的量の花々を見ているとほかのアートでは得られないような感動が沸いてきます。
一瞬の美を生かした空間演出というか、花の生命のざわめきというか。
ある意味、音楽に近いですね。
CDで聞くよりライブで聴いた音楽はより感動的だし、
写真で見る生花より直接自分の目で見たものは心に迫ってきます。

ものすごく厳しい世界なんだろうけれど、
自分の手で作り上げたものが人の心を揺さぶることができるなんて、
アートの世界に生きる人って羨ましいと思いました。




へろが個人的に”神”と崇めているニール・ヤング師匠の新作がリリースされました。

ル・ノイズ/ニール・ヤング
¥2,580
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この数年、アーカイブシリーズといって未公開音源が5作ほどリリースされて、ファンにはありがたいとはいえ、そう何作も昔の音源聞いてもなーと思っていたところ、昨年4月の「Fork In The Road」に続く新作です。
同世代のミュージシャンたちが同窓会みたいな活動をしてるのを尻目に、この人は自分が今出来る最新の音楽を追い続けています。
来週65歳ですよ。。
このアルバムはなんと、エレクトリックまたはアコースティックギター1本の弾き語りです。
音響効果を効果的に使っているとはいえ、非常にシンプルな楽曲です。
こんな作品が作れてしまうのがニール・ヤングのすごいところでしょう。
相変わらずメロディーが心に染み渡ります。
でも、マニアックすぎてファン以外には薦められませんが。。。


さらに最近驚いたのは、Javaのダウンロードサイト のトップページに「Java+Neil Young」という画像リンクが貼ってあります。
フュージョンバンドmarsのブログ
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なんで?と思ったら、
アーカイブシリーズでリリースされている「Neil Young Archives」というブルーレイディスク10枚セットはブルーレイディスクと最新のJavaテクノロジーを使って作られているとのことです。
確か3万円位するのでさすがに引いてしまって買ってませんが、たとえば映像からインタビューとか関連記事の検索ができてしまうとかいう噂です。

Neil Young Archives 1 (1963-1972) (10pc) [Blu-r.../Neil Young
¥30,061
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ドナルド・ダック・ダンは海外ツアーには自分のビンテージプレジションベースは持っていかないそうです。
「俺の大事なベースを航空会社には任せられないぜ。でもニール・ヤングは自家用ジェットを持っているので彼のツアーは別さ。」というインタビューを呼んだことがあります。
山下達郎は「日本におけるニール・ヤングの評価が低すぎる。」と言っていたそうです。
皆さん、ニール・ヤングを聴きましょう。