毎年恒例の假屋崎省吾が目黒雅叙園の百段階段を花で埋め尽くすというイベント に行ってきました。

フュージョンバンドmarsのブログ

假屋崎省吾ってTVで見ると奇人変人ですが、やはりタダモノではないです。
生花という素材は絵画や彫刻と違い永続性がないせいか、
飾られた圧倒的量の花々を見ているとほかのアートでは得られないような感動が沸いてきます。
一瞬の美を生かした空間演出というか、花の生命のざわめきというか。
ある意味、音楽に近いですね。
CDで聞くよりライブで聴いた音楽はより感動的だし、
写真で見る生花より直接自分の目で見たものは心に迫ってきます。

ものすごく厳しい世界なんだろうけれど、
自分の手で作り上げたものが人の心を揺さぶることができるなんて、
アートの世界に生きる人って羨ましいと思いました。