【ベルリン=菅野幹雄】取引所を通さず店頭で売買するデリバティブ(金融派生商品)の取引規模が急拡大している。国際決済銀行(BIS)が17日発表した2006年6月末時点の世界全体での取引(想定元本)は370兆ドルと、1年で31%伸びた。リスク回避の需要に加えてヘッジファンドの投資も目立つ。


 店頭デリバティブは投資家や企業の要望に沿って個別に組む派生商品。顧客は保証料の支払いと引き換えに債務不履行や相場変動のリスクを避けられる。相対の売買が基本で、BISが世界の主要仲介業者の報告を集計している。市場の透明性確保や、投資家の破綻にどう対処するかなどの問題点が浮上しており、今後、危機予防策の整備が課題になりそうだ。


 全体の7割と最大の比重を占めるのが金利関連の派生商品で、取引残高は262兆ドルと1年前に比べて28%増えた。世界的な金利引き上げの流れを受け、固定金利と変動金利を取り換えるスワップ取引などが活発になった。 (18:15)





370兆ドル = 43660兆円



7割が金利関連とはいえ、とんでもない金額が動いてるんですなメモ