【香港=佐藤一之】4日のアジアの金融市場は株式・通貨の同時高が加速した。2006年入りに伴い、欧米勢の新規運用資金が本格的に流入しており、株式買いを通じて通貨にも上昇圧力がかかっている。株価が過去最高値を連日更新している韓国では通貨ウォンが1ドル=1000ウォンを約8カ月ぶりに突破した。

 各国・地域の主要株価指数は、米金利の先高観の後退もあって4日も全面高となり、終値は韓国総合指数が前日比7.24ポイント高の1402.11と初の1400台乗せ。インドムンバイSENSEX30は同108.71ポイント高の9648.08とともに連日で過去最高値を上回った。

 台湾加権指数も同24.67ポイント高の6616.44と2004年4月以来の高値、シンガポールST指数も同14.77ポイント高の2384.14と2000年1月以来の高値を回復した。

 新規資金を待機させていた欧米の機関投資家が新年入りに伴い、高い経済成長が見込めるアジア各国・地域の株式に積極的に資金を振り向けている。 (20:18)