【シカゴ=山下真一】カナダのトロント証券取引所で年間の通算売買代金が初めて1兆カナダドル(約104兆円)を超えた。景気拡大への期待感から投機資金が流入。最近の天然資源ブームで注目の高まる鉱山株が多く上場していることも、海外投資家の参入に拍車をかけた。
これまでの年間売買代金の最高は情報通信バブルの起きた2000年で9442億カナダドルだった。今年は売買高もすでに592億株に膨らみ、過去最高だった昨年(612億株)を上回る勢いだ。
海外の取引所に比べ上場数の多いエネルギー株と鉱山株が相場の主役になった。代表的な総合指数のS&P/TSXは年初からの上昇率が約2割になり、値動きの良さも人気につながっている。 (19:24)