EF-SE続編です。
ちょいと気になる所あります。
バルブリフターです。カムとの当たり面かなり荒れてます!
これアップ!!
オイル管理悪かったにしてもこんだけ純正品で荒れてるのは不具合レベルの様な気がします。なんでだろう??と思ってカム確認します。
う~んやはりというか・・・カムにリフター潤滑用のオイル供給穴ないですね~~。
純正カムでこんだけリフター荒れちゃってるんでは、ハイカムの高い面圧じゃちょいとヤバそうなんで、対策しましょう!!!
こんな感じで追加加工ます。
結構気を使います・・・穴径φ1.2㎜・・・折れちゃったら加工終わったカムがパ~になちゃいますので、慎重には慎重に・・・加工します!!!意外とダイハツのカム硬い・・・因みにハイスドリルだと刃が立ちませんで、超硬ドリルで加工してます。
油穴追加する位置は回転方向でカムリフト始まるランプ(助走区間)の手前10°の所に穴開けます。こうする事で油を巻き込みながらカム山がリフターに当たって行く事が出来ます。
こんな感じの位置に穴開けます。
まあ上手く行きました!!
リフターの当たりこれでずいぶん違い出ると思います。
この後SQ処理おこないます。
なかなかハイカム製作大変です^^!!
ハイカムがほぼほぼ決まってきましたので、動弁系の造り込み行きましょう!!
これバルブです。
全長の長いのが今回使うビックバルブです。純正比+3.5㎜伸ばしてます。カムのベース円が小さくなった分長さを長くしております。
EFエンジンの様な直打式エンジンで、加工カム使うとカムのベース円が小さくなた分バルブ長を長くするか、もしくはキャップの様なシム作って突き出しを合わせる必要が出てきます。
今回使うF20C用バルブはバルブ全長が結構長かった為、ステム長を合わせる形でカット+コッター溝切でうまい事辻褄合わせられます。因みにコッター溝位置出しもスプリングの密着長から割り出さないといけませんので、意外とこの辺の計画メンドいっす。図面作ってますが今回割愛します。クライアント様には図面で詳細な説明して進めてます。
折角なので、動弁系の重量比較してみましょう!!
これ、純正の吸気バルブ+鉄リテーナー+コッター!=53ℊ
これ、今回使うBIG VALVE!+アルミリテーナー+コッター!=52ℊ!
どうですか!!!バルブ径+3㎜してるにも関わらず動弁系は軽量化出来てます!
アルミリテーナー凄いっすね~~!!このアルミリテーナーはFRMで、アルミ地にSiCが析出されている特殊なアルミ合金なんで結構硬いっす!加工するとバイト直ぐ丸くなちゃいます^^でもこの軽さは捨てがたい!!と言う事でアルミリテーナー使います。
こんな感じでHEAD関係も随分進んできました!
カムの処理が上がってきたらHEAD組みできますね!
もう少しです。
では!








