ここ数日ジャグァーMK-Ⅱの3.5L 直6気筒とお戯れしてます^^

こんな奴です!

これHEADです・・・いちおアルミなんですが下手な鉄BLOCKよか重いっす!

 

んでもってガイド作りました!

「ガイド純正取ったからそれ使って~~」と言われたガイドが真ん中の鉄ガイドです。

ガイド抜いた下穴計測したら最少φ12.720〜最大φ12.780まで、レンジで0.06㎜ばらついてます!!写真の赤文字は計測した寸法です。

当然純正なんて使えません!!大きい穴だとスコスコです^^

なので、弊社では、各下穴計測して、締め代をしっかり確保したガイドを作らせて頂きます。

正直この辺の車のエンジンはオーバーホールではなく、レストアです^^

 

どうやらこのエンジン、排気弁が4.2LのE-TYPE用が入っているみたいで!メカの方から純正サイズの小さい傘径のバルブにしたい!との指定です。

上の写真の左側が入っていたE-TYPE用排気弁です。右側が今回入れるMK-Ⅱ用排気弁です。

 

ここまでサイズ違うとシートリングが成立しません!!当然製作・入れ替えです。

リング抜きました!!

なんかおかしいぞ・・・

解りにくいですが、以前オーバーホールした時に加工屋さんが、元のリングを完全に抜けきらないで、リング IN リングしていました・・・なので元のリングがこんな感じで薄くなってペロ!と剥けてしまいました・・・は~~!本当にレストアですよ・・・

 

なんだかんだ苦労してシートリング圧入完了っす!!

リング座グリに対して、バルブが小さくなってる分かなり肉厚なリングっすね~!!

 

古いエンジンは一筋縄には行きません!

クライアント様と密に連絡取りながら進めますので、進捗遅くなって、正直商売としては、美味しくないですが・・・まあ!考えながら出来て楽しいっすよ~^^

 

では、また次回!!