クライアント様からOKもらいましたので、YAMAHA MZ200チューニングの内容紹介!!

ご依頼内容は、燃費悪くせず、トルクアップした~い~!との内容です。

回転数は現状維持とのことなので、コンロット焼き付きはあまり心配ないかもしれません!

そんな事で、概略チューニング内容として、

1:圧縮比アップ(燃焼室アルゴン整形)

2:PV比向上(燃焼室アルゴン整形でコンパクトな燃焼室を実現します)

3:ビックバルブ採用(面研を考慮して1~2.0㎜ロングバルブ採用)

こんな感じです。


とりあえず、ストック状態の燃焼室形状です。


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      こちらストック状態!              これ、ビックバルブ入れた感じ!

う~~ん、ストック状態はバルブちちぇな~~。それと圧縮比8.5:1の燃焼室はやはり大きかった^^

今回は吸気弁+2.5㎜ 排気弁+3.0㎜の長さ2.0㎜ロングバルブ組みます。

因みにMZ200もKXと同様で、1.5㎜面ケン以上では、PISTON逃げ部がなくなってしまい、

PISTONとHEADが干渉してしまうので、ガスケット増しが必要です。


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それで作りました!

ガスケット中間プレート!!!真ん中奴です!

材質はSUS304 T=0.5㎜品です。レーザーカットで製作しました。純正のメタルガスケットは、

対向ビードの2枚合わせメタル品ですので、ばらしてその間に挟みこんで使用します。

これで、ガスケット厚が0.9mmになりますので、まあ干渉はないでしょう!!

因みに、これも3次元測定して作ったので、ぴったりきます!


次回は燃焼室アルゴンで盛っちゃいます^^

では、では。


あした久しぶりにフェスティカ走りいくべ~~。