どん底人生を180度変えた！私のタロットスピリチュアル物語５～痔になるような面接編～

こんにちは。

城田幸林です。

さて、タロットがわからなくて

実践してやるのが早いと気が付いてしまった私。

↓詳しくはこちら
①どん底派遣社員編
 ②命のろうそく編
 ③カードで邪気払い編
 ④街のカウンセラー編

スピリチュアル業界の先生から

「なんで早く仕事をしないの？
あなたが未熟でも
お客様が答えを持っているのよ」

と言われていましたが

毎月赤字の派遣社員の私ですよ。

実績もないのですよ。

そもそもタロット教室の
おおらかなN先生が
心配になるくらいのレベル。

教室の中でもかなりの劣等生

そんな時ソムリエの田崎真也さんが
昔、どうしてもソムリエになりたくて

未経験なのに家で練習して
一流店の面接に乗り込んだ話を
聞いたのです。

よし、やるだけやってみよう。

田崎真也さんに賭けよう！
（無茶な！）

タロット教室のN先生からは

「あんた、タロットやるならさ、
カバラ数秘術は勉強しとくと損はないよ」

とすすめられて
カバラ数秘術もみっちり教えていただいていて
これがとてもラッキーでした。

ここでもＮ先生に感謝です。

カバラ数秘術は
生年月日をもとに出される数字をもとに
その人の現在過去未来、
キャラクターや適職を掴めるので
タロットと併用すると、
セッションがやりやすくなる。

早く実践をしなければ。
プロにならなければ。

思い切って電話占いの会社に応募をするも
仕事歴が無いので3社落ちました。

1社は電話で面接試験をしてくれましたが
霊感占い師がほしいようで

スタッフ面接の試験は

「身元不明の友達がどこにいるか教えてほしい」

という質問でした。

何じゃそりゃ。
わかりません（汗）

ダメだ、こりゃ。

電話占いの仕事が掴めず
自分にしつもんしました。

「あなたは、電話占い師さんになりたいの？」

自分は

「対面占い師をやってみたい」

私の答えはそれでした。

ちょうどその時、
テレビに出ていた女芸人の鬼奴さんが
アジア系のお洋服を着ていて

男性芸人さんに
「あんた渋谷の占い師みたいやな」

と言われていました。
その服は偶然にも私が来ている服と同じ服。

渋谷の占い師、、、。

いいなあ。

いや、ダメダメダメ。
自分のレベル考えてよう。

と言う事で東京都内でも
新宿、渋谷、銀座、以外で
恵比寿や原宿のように占いのメッカでもなく

少し地味な駅の近くのお店からはじめよう。

痔になる勢いで
××駅の占い館に電話をして

「応募を見ました。面接をしてください。」
と言うのがやっと。

男性担当者は快く受け入れてくださり、
面接の時間と場所を指定されました。

必死でメモに走り書きをして電話を切り
走り書きを見直すと

そこには

●月●日
渋谷店

あれ？
何で渋谷なんだろう。

あ、、、

電話をかけるために持ち歩いていた
占い館の資料を見て
ゾッとしました。

その占い館はチェーン店で
××店に電話をするところを

私は間違えて

渋谷店に電話をしていたのです。

怖い。

怖すぎる。

指が間違えて、、、。

何てことを。

そして、その日は来ました。

痔になりそうな緊張感のもと、

これ行動したら結果をどうあれ
自分でほめよう、、、。
自分に言い聞かせるのでした。

占い館のドアを
150％の笑顔で開くと

芸能人かモデルかというような
ミニスカートをはいた
ストレートロングヘアの若い美人が
占いブースから出てきて
少し困惑した様子。

占い中の占い師さんだったのですね。

こんな美人な占い師さんがいるなんて
さすが渋谷。

面接に来た事を告げると
奥の事務所のような部屋から

あきらかに
あなたはリーダー占い師ですよね、
という貫録のある女性が出てきました。

「面接？
え？社長から聞いていないです。

きっと、忘れていると思います。」

と。

どうすれば良いのか私もわからず、

さらに
痔になるそうになるのでした。