こんにちは。
仕事運をガツンと上げる！
銀座のタロットセラピスト城田幸林です。
本日は
銀座のアートギャラリー
ASAGI ARTS（アサギアーツ）さんの
グループ展に行ってきました。
参考記事はコチラ↓
私は美術館は海外で行くと決めこんでおり、
日本でなかなか重い腰を上げないのですが、
（聞こえは良いけど、ただ単に
人混みが苦手なんですわ
）
やっぱりアート作品に囲まれると
自分のいろんな感情や記憶が
出てきて
浄化されるなあと思います。
もう、15年くらい前の話です。
実家の近所に
雑貨も販売しているカフェがあり
実家に帰ったついでに
母とお茶をしに行きました。
海外からの輸入雑貨の中に飾られていた
赤いバラの絵がどうにも気になってしまいましてね。
意外と
小心者の私ですが、
（全日本小心者選手権に出られると自負しております）
その金ピカの額縁の中に入った
花瓶と赤いバラの絵に吸い寄せられてしまったのです。
「あのこの絵、素晴らしいですね」
そうオーナーのご婦人に伝えると
「すいません、これは売り物ではないんですよ。」
がーん。
そうだよね～。
素敵な絵だものね～。
きっと売り物でも高いに違いない。
気にするな。立ち直れ！
「実は、ビートたけしさんが
大学時代に描いた作品なんです。」
え？
たけしさんの絵なんだ、、、、、。
ビートたけしさん、
世界的には北野武さん。
今でも
アートたけし展が開催され、
http://www.art-takeshi.com/
コミカルで個性的な表現をされています。
見てるだけでも楽しいですよね。
が、
その絵は
ピアノでいうなら
ショパンの「別れの曲」
を演奏する繊細なピアニストが奏でる
音色が聞こえてきそうな作品でした。
そして
美しい。
有名になる前の
たけしさんは
大学に入って
大学生活になじめず
5月病になったり、
ついには大学2年の時に
家出同然で一人暮らし、
アルバイト三昧の青春時代を
過ごしたそうです。
明治大学工学部
（後の理工学部）
に入学し、
けして絵画を習ったわけではないのに
その絵は
奇をてらう事もなく
それでも
バラの美しさが
とても繊細に伝わってきました。
あいにく、そのカフェは
その後、閉店してしまいました。
もし、
ビートたけしさんの作品でなくても
無名な人の絵だとしても
私はあの絵にとても魅かれたし、
今なら買っていたかもしれません。
（お値段次第ですが
）
自分も含めて
表現する人は
時が続く限り、
自分が完璧だとか
そうでないとか
判断して落ち込む前に
思い切り表現した方が良いんだなと
背中を押される思い出です。
必ず
それが伝わって
知らないところで
誰かの感動を生むんですよね。
何より、自分自身のために
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