フシギなブタバナ -2ページ目

あん・はな参道プロジェクト

今年は、とても珍しい年になりました。

 

元旦から、働きまくっていました。

参道店で、生駒山・宝山寺に初詣に来る人たちを眺めておりました。

 

その中で、実は「あん・はな」は裏ミッションも抱えておりまして…

 

参道にお店を出すというのは、実は一つの実験のようなもので。

昨年の秋から、参道店をオープンしたとともに、「あん・はな参道活性化プロジェクト」がスタートしました。

 

その一つがこれ。御朱印プロジェクトです。

 

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生駒山の中腹にある熊鷹稲荷神社さんのご朱印を考え、その授与を始めました。

ここの神社には神職さんがおらず、地域の方が管理していて、ご神事の際は近くの神社の神職さんに来ていただいているような神社さんなのですが、毎日お掃除していて、凄く綺麗なんです!

 

私も、生駒に住むようになって、ここの神社を見つけた時は心が震えました。

 

もちろん誰かが常駐しているわけではないので、ご朱印はできません。

では、「書き置き」のご朱印がスタンダードにもなってきている今、これを活用できないかと考えました。

 

ご朱印のデザインは、地域の方が担当して、一枚一枚書いてくれています。

印は、あん・はなが考えて発注させていただきました(費用は地域の方の自治会費から)。

近隣の神社さんに、ご朱印の取り扱いなども確認したうえで、授与を始めたのです。

 

境内に置いておくことも考えましたが、これを近隣の店舗が授与すれば、お参りした人の導線を作ることができるのではないか。

そこで、授与は「あん・はな」の駅前店で開始しました。

 

最初は鳴かず飛ばずでしたが、秋頃からご朱印をもらいに来てくれる人も増えておりまして。

 

お正月は、初めて境内に置くということをしてみたのですが、

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たくさんの方に、ご朱印を受けていただくことができたようです。

ありがとうございますラブラブ

 

駅前店もオープンして、駅前店にご朱印を受けに来てくれる方もいましたが、

可愛いからと、お連れの方が「やっぱり、私も受けていこう!」と言ってくれたり。

 

凄く、嬉しい反応ニコニコ

早速、ご朱印を書いてくれている方にも、お伝えしました。

 

このご朱印プロジェクトの初穂料は、そのまま熊鷹稲荷神社さんにお渡ししています。

お店としての儲けはないのですが、本来あん・はながやりたいと思っていた神社仏閣サポートが一つ形になりました。

神社仏閣サポートプランナーとしての仕事が実を結んだぁ…ラブと、新年から興奮しております。

継続のために

こんにちは!

 

年末年始から働きっぱなしでしたが、昨日はやっと年が明けて初めて店舗を離れてゆっくりと。

とはいえ、編集やライターの仕事が山積みなのでお休みはできませんが、少しゆっくりしただけでも気持ちに余裕ができました口笛

 

さて、昨日は夕方から少し時間を作って、大阪まで映画を観てきました。

 

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「イルカはフラダンスを踊るらしい」

監督の森田亜紀さんは、私が所属していた劇団の解散公演にゲストで来ていただき、それからのご縁。

とても優しくて、とても熱い女優さんであり、映画監督さんです。

 

テーマの一つとなっている「ヤングケアラー」のこと。

実は、以前から興味を持っていました。

仕事をする中で、福祉のこと、医療のこと、若者のことを考え、

それをどう表現するのかを考えていたので、この映画はどこかで観に行こうと思っていました。

 

大阪でも上映されると知り、年明けどこかで観に行こうと思っていましたが、

昨日は舞台挨拶に監督が登壇という情報を見て、これは今日行くしかないと!

 

舞台挨拶でも話していましたが、彼女の故郷は石川県。

実際に、お正月は石川県で過ごしていたそうで、いろいろな想いがあって大阪に来ていることは予想できました。

 

映画は、とても優しくて、きっと優しい人たちが集まって作ったんだろうなというくらいに癒されておねがい

私はまだまだ優しい人ではありませんが、誰かを喜ばせたい、癒したいと思えるような仕事をしていきたいなと思えた素敵な映画でした。

 

お忙しそうだったのと、私自身も予定があったので、声をかけずに映画館を出たのですが、

私も今できることを、そして今だけではなく、継続な支援をと思い、仕事に邁進しようと決めました。

 

継続をするために。

これは、最近の私の一つのテーマにもなっています。

 

神社やお寺を応援し、日本の信仰・伝統・文化の魅力を発信する「あん・はな」

この活動を継続していくためにも、今新たな体制に向けて全力疾走中であります。

その中で、1号店として2年前にオープンした駅前店を、一度閉店することにしました。

 

良い物件があれば引っ越すし、良い物件が出るまでは参道店のみの営業となります。

ただ、これは「あん・はな」の活動をパワーアップさせるためのこと。

 

これについては、また改めて書いていきたいと思っています。

【参道店の店主として】初詣の中で感じたこと

さて、本日に日記は昨日の続きです。

 

 

 
昨年の秋にオープンした神社仏閣情報ショップの2号店となる「参道店」。
ここで、初めて参道店の店主として、初詣の様子を眺めておりました。
 
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神様・仏様にお参りしに来るはずの人たち、もちろんすべての方ではありませんが…
 
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はい!店の前に吸い殻のポイ捨て!
おいおい、火事になったらどうしてくれるのさ。
どこの参道も同じだと思いますが、参道は特に古い家も多く、火が付いたら最後ですよ。
参道だけではありませんが、絶対にタバコのポイ捨てはやめてほしいです。
(ってか、人混みでタバコを吸うのも、私からすれば意味が分からないんですけどね)
 
この他にも、お店の前のガチャガチャを雑に扱う子どもたち。
それを注意しない親。
順番を堂々と抜かす人、行列を整備している人に「並びたくない」と駄々をこねる人。
 
…もう、帰ってと思ってしまった(笑)
そんな人はご利益もないって…
 
また、初詣はお店の前でイベントとして、水晶ジオードのクラッキングをしていたのですが、
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これだけ書いても、全く文字を読まない大人たち。
「これ、岩塩やって」→違います
「じゃがいもかな」→違います
「こんな石ころが800円って!高すぎるやろ!」→石ころちゃうぞ、水晶やぞ!
 
これは、初詣に限ったことではありませんが、最近物事を考えることができない人、
文字を読む前に考えるのを辞めてしまう人多くないですか?
 
便利な世の中というか、スマホとかインターネットが発達するにつれて、
考える力が衰えているのかなぁと思ったりしました。それは、想像力も含めて。
 
想像力が鈍ると、神社やお寺などの信仰に対しても、その価値観が下がってしまいますよね。
 
私、これらのことを見つめながら、
「きっと、初詣の人のマナーを正すには、信仰に対する価値観を変えないとならないんだな」
と思いました。3日間、正月のお休み返上で参道に座っていたのも意味があったようです。
 
今年、実は年明けから大きな変化が待っています。
2年間続けてきた「神社仏閣情報ショップあん・はな」の1号店でもある駅前店を、1月末で閉めることにしました。
今、移転できそうな店舗は探していますが、しばらくは参道店もありますし、ゆっくり探したいと思っています。
 
そして、せっかく参道店を出しているので、これまでやってきたことも活用しながら、
「あん・はな参道プロジェクト」を始動します。
 
実は、駅前店での実績として、
日本の信仰・伝統・文化をテーマにした本屋さん、石屋さん、雑貨屋さんとして定着したことに加え、
ご朱印プロジェクトや謎解きゲームの作成・運営、さらにセミナーや勉強会なども実施しました。
これらのコンテンツをまとめて、さらに神社仏閣サポートプランナーとして動けるように頑張っていきたいと思っています。
 
しばらく、このブログも近況報告が続くかと思いますが、よろしくお願いいたします。