フォア賞のクリンチャーは逃げのポジションになってしまって6着。
これはスタートが手応え良すぎて前に行ってしまって、そのまま走らせた形でしたね。
クリンチャーは武豊騎手では阪神大賞典の3着のみで初の逃げ、
そのまま行かせてフォルスストレートとラストの直線でどれだけスタミナ残るか試した印象ですね。
(めちゃめちゃ武豊とクリンチャーびいきな見解と言われそうですが。)
オープンストレッチという仮柵で広く走らせる形になっていて、
コーナーの複合具合が直線を並べてくっつけたみたいな形に感じましたね、
これは、日本馬の府中向きな直線適性馬が差しで間に合う可能性出てきましたね、
それがまさに今回の勝ち馬ヴァルトガイスト。
ヴァルトガイスト陣営自体も「ジャパンC向き」と言っていたように、シャンティイ大賞とサンクルー大賞勝ちは伊達ではなく、
今回も直線適性でアッサリと突き抜けてラストは抜いてましたね。
頭数が揃う凱旋門賞は分かりませんが、
ジャパンCに出てくるならかなり楽しみな存在です。
クリンチャーはセントライト記念→菊花賞でポジションを下げてから盛り返してきたので、
今回の逃げの形になったのは本番に向けてはプラスと思えます。
オープンストレッチは外したロンシャンの方が向きそうではあるんですけどね。
愛チャンピオンSで2着になったサクソンウォリアーが引退になってしまいましたねぇ。
復調気配だっただけにかなり残念なニュース。
英2000ギニー勝ちで種牡馬までなれるんでしょうか、
なれないなら日本で買い取って種牡馬になってほしいです。
ジェニアルは大敗してしまいましたね、
そもそも逃げが厳しそうなロンシャンだったので、さらにメンドール賞から頭数が増えてと、
厳しくなりましたね。
ロンシャンの1400を観られたのは貴重ではありましたけどね。
さーてさて、切り替えまして今日は菊花賞トライアルセントライト記念。
レイエンダが1倍台ですか…
《神憑ってるルメール》に《レイデオロの弟》で《無敗》となるとそりゃこうなるか。
まーでも流石に人気しすぎですけどね。
あ、今日も3歳世代で、
適性を越える能力を秘めてる可能性のある馬が出てくるかもしれないので根拠は薄くなってまーす。
まぁローズSがからっきしだったし、別に根拠を示したところで印の馬が負けてるんですけどね。
セントライト記念
◎ジェネラーレウーノ
○ダブルフラット
▲ゼーゲン
☆コズミックホース
△レイエスプランドル
△ケイティクレバー
~考察~
◎ジェネラーレウーノが強いんじゃないでしょうか。
(まぁ昨日の◎オールフォーラヴが負けてるのでちょい気持ちは弱気ですけど…。)
葉牡丹賞→京成杯→皐月賞とパフォーマンスを上げてきて、
特に皐月賞は早めのペースを踏ん張りきっての3着で、
中山で内回りのコーナー適性に、高低差適性も見せた。
今回は外回りの中山2200なので若干コーナー適性としてはズレるんですが、
内の枠を引きましたし、同じスクリーンヒーロー産駒ではゴールドアクターの様に中山なら外回りもこなす可能性がある。
府中2000を押しきれてるのもスパイスになっていて、
小回り小回りしていなくても広がった視野で走れるので、中山外回りはむしろ内回りよりプラスになり得る。
皐月賞ではアイトーンとやりあってる馬なので、今回わりと逃げ馬いますがそこまで他の逃げタイプは気にならないと思うんですよね。
非根幹距離適性は未知ですが、それこそゴールドアクターに近いなら非根幹距離は歓迎と見てます。
相手は非根幹距離2200好走馬かなぁ、
○ダブルフラット
△レイエスプランドル
△ケイティクレバー
は人気はありませんが、
中京2200
中山2200
阪神2200
新潟2200
を好走している非根幹距離適性馬。
中山2200は、
大きなコーナー適性
高低差適性
に注目なので、
中京・阪神2200での高低差適性、
中山・新潟2200での大きなコーナー適性(新潟2200は内回りでもコーナーは大きいです)、
これはどちらにしろ生きてきやすい。
1600万条件の日本海Sでポポカテペトルの2着だったケイティクレバーに目が行きますが、
ここは番手の競馬で新潟2200を連発してきた○ダブルフラットが面白そうですね。
ダブルフラットは青葉賞大敗しているようにコーナーリング性能で押しきるタイプで、
逃げの形にはなっているレースもありますが、コーナリング性能を生かすコースでは、
切れ味というほどの速い上がりではないんですが、ほぼほぼ上がり上位でまとめている。
新潟2200では平坦戦でユーキャンスマイルには負けましたけど、
京都でコーナー適性を示しているユーキャンスマイルと互角の勝負をしたのは価値があり、
この馬は中京2200・中山2200で高低差適性も発揮しているので、
新潟2200→中山2200でもう一段階上のパフォーマンスを見せる可能性があります。
騎手が安定してないので戦法が定まりませんが、適性は感じるのでここは対抗評価。
△ケイティクレバーはすみれSで高低差適性、
そして新潟2200のパフォーマンスを考えると適性としては同じく有力な1頭。
春の実績含めてもっと評価しても良かったんですが、
そうなると皐月賞での負けやラジオNIKKEI賞で先手を取られたのが気にかかる。
結局少頭数での逃げなんですよね。先行勢が強力となってくると、ちょっと15頭立てでは狙いにくいです。
それでも拾っているのは、キタノコマンドールと1キロ差があったすみれSを評価して。
これはキタノコマンドールの楽勝の雰囲気から直線でなかなか並ばせずに高低差適性で粘っていたんですよね、
皐月賞でのキタノコマンドールの末脚を考えると、非根幹距離適性に高低差適性で粘った様にも見える。
まー少頭数の恩恵は欲しいんですが、人気もないので入れておきます。
△レイエスプランドル、この馬も先行タイプなんですけど、山吹賞でダブルフラットを倒しているのを評価してですね。
この馬はグレイルやアイトーンやドレークと新馬戦・未勝利戦で戦っていて、
特に京都では後方から上がり最速でコーナー適性を示していて、
中京・中山での坂でパフォーマンスを上げたタイプ。
先行で結果を出した馬ですが、控えての末脚も秘めているんで、
今回他の馬が前に行く流れなら自然と中団の差しになりそうで、そうなれば外枠からのコーナーリング性能で差してくる可能性を感じます。
ウチパクなので先行しそうですけど、差すなら面白いとみて押さえたい。
適性未知数として怖いのはレイエンダより僕は▲ゼーゲンですね。
王道の根幹距離の府中2400を勝ってから、小回りのコーナー6回札幌2600を快勝、
条件の違う2場を勝ってきて、
札幌での捲りからパワーとコーナー適性も感じる。
少頭数でしか走っていないレイエンダに対して、ゼーゲンは16頭、14頭で差しきっているのも価値があるのでこれは評価したいです。
☆コズミックホースは京成杯2着馬。
プリンシパルSとダービーで能力の証明もあるので、
高低差適性での差し脚でジェネラーレウーノに迫ったのなら今回も崩れない可能性はあります。
唯一の非根幹距離すみれSで負けましたが、これは初の関西での-体重でもあり、
『非根幹距離が向かなかった』とは言い切れない。
5番人気ならオイシイと思いますね、
僕はやや直線適性に寄っている可能性も考慮して4番手ですが、信頼するのもアリと見てます。
グレイルとかオウケンムーンが読みにくいですよねぇ、
オウケンムーンは入れとこうかな。