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【回顧録0180】
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飛行機の目的地はロサンゼルス。
およそ12時間のフライトは、飛行機嫌いのオレにとって苦痛でしかない。
結局、ロサンゼルスに到着するまで一睡も出来なかった。
眠い目を擦りながらの入国審査は、素直に通してもらえず別室で待たされる。
30分ほどで訳がわからないうちに解放された。
急いで荷物を受け取り税関に向かった。
税関には見るからに態度の悪い係員。
「開けろ!」
有無を言わさず迫ってきた。
仕方なくトランクを開ける。
中は数日分の着替えと法被、そして地下足袋が20足だけというガラガラの状態だった。
大量に入っている足袋を見て、あからさまにに怪訝そうな表情を浮かべる係員。
「これは何だ?」
その質問になんて答えていいのか戸惑った。
もちろん販売目的ではないが、「試合で使う」とは口が裂けても言えない。
苦し紛れに出た言葉は
「ミュータントタートルズを知ってるか?」
だった。
こうなったらそのまま続けるしかない。
「これはミュータントタートルズのシューズだ。友達の子供がファンだからプレゼントに持ってきたんだ。」
我ながら呆れるような言い訳だった(笑)
ところがこの苦し紛れの言い訳に、係員の表情がグッと穏やかになった。
「ウチの息子も大ファンだよ♪」
まさかのスマッシュヒット。
勢いに乗ってそのまま押しこむ。
「余計に持ってきてるけど、一ついる?」
そう言って差し出すと、少し食い気味に
「いいのか?」
と言って受け取り、周囲の目を気にしながらしまいこんだ。
恐るべしアメリカ(苦笑)
「良い旅を♪」
係員は、最初とは別人のような笑顔でオレを見送ってくれた。
日本ではありえないようなやりとりだったが、とにかく無事にアメリカに入国。
だが、到着から1時間が経ってしまっていた。
「ダミアン待たしちゃったな・・・」
そんな事を考えながら、急いで到着ロビーに飛び出した。
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◇イベント、ライブ出演情報◇
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◇2/3(水)【CD『隼の唄 弐』発売】
◇2/10(水)【25周年記念Tシャツ発売】
◇2/22(月)蒲田【串猿】
◇2/23(火)赤坂【ふらっとんcantina】
◇2/26(金)後楽園ホール【FMW】
○3/6(日)梅屋敷【UOYA】
○3/7(月)蒲田【串猿】
○3/13(日)渋谷【ヘッドロックカフェ】
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