※この回顧録は2012年4月20日から連載されています。
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迎えたメインイベントは黒田と冬木さんのタイトルマッチ。
これまでの遺恨をたっぷりと引きずった、実にわかりやすいベビーvsヒールの図式の一戦だった。
エンタメ路線になりキャラクターを得て、メキメキと頭角を表してきた黒田。
とにかく客席にアピールすることで会場を味方に付けていくスタイルは、斬新だったしある意味黒田ならではのスタイルだった。
しかしこのキャラクター、実はオレたちが求めていたものとは若干違っていた。
確かにオレたちが黒田に求めたのは"お客さんに愛されるキャラクター"。
ただオレたちがイメージしていたは"ザ・ロック"的なカッコいいレスラーだった(笑)
しかし、そもそも"ロックを目指せ"というのもハードルが高い話(笑)
しかもそれをどちらかと言えば不器用な黒田に求めたこと自体が無謀だったかもしれない。
とはいうものの真面目な黒田は真剣に取り組んでくれた。
試合運びも立ち居振る舞いも"スマート"とは程遠い黒田だったが、なりふりかまわず一生懸命アピールし続ける黒田の姿はだんだんと客席の支持を集めていった。
その姿はまさに気のいい隣のお兄ちゃん。
気がつけば黒田ならではの"ピープルズチャンピオン"像が浸透してきていた。
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◇イベント、ライブ出演情報◇
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●7月26日(日)梅屋敷[ハヤブサとUOYA]
●8月2日(日)渋谷[ TINUN's bar HEADROCK CAFE ]
●8月3日(月)蒲田[ハヤブサと呑む]
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予約、講演&ライブ依頼のお問い合わせはproject@hayabusa.good.scまで！