9月8日-4
俺たちが向かった先は、オレが20年以上お世話になっているお店『ビアホール MAN』・・・プロレスファン歴の長い方なら一度は聞いたことがあるだろう、かの『アントニオ猪木ブロンズ像』の作者"村田善則"先生のお店だ^^
(これは世界に一つの"村田善則先生謹製"ハヤブサブロンズ像)
熊本で試合があったときには、レスラーが顔を出す店としても地元のファンにはなじみが深い^^
オレも当時先輩から紹介してもらってからは、新日本や全日本、SWSなんかの会場設営のアルバイトが終わった後にレスラーに会いたくて顔を出すようになった・・・とはいっても、実際に会えたのはジョージ高野さんだけだったけどね^^;
そうやってお邪魔させてもらうようになってからは、プロレスの試合がないときでも街に出るたびに必ず寄らせてもらうようになった。
その理由は、なんといってもマスターの人柄だ♪
「よーっ!来たか男前ーっ!元気しとったかーっ! おーっ?今日は美女も一緒かーっ? よぉーし!今日は5割引ーきっ!わははははは・・・・」
行ったことのある方なら分かると思うけど、とにかく元気なマスターだ^^
それは20年以上前からいつ行っても変わらない・・・当時貧乏学生だった俺たちが顔を出すと
「よーっ!来たか男前ーっ! どーせロクなもんは食うとらんとだろうが!? 若っかもんはしっか食わにゃいかんぞ! これば食え!わははははは・・・・」
そう言いながら自慢のスペアリブをサービスしてくれた^^
オレと雁之助がFMWへの入門が決まった時は
「しっかり頑張らにゃんぞ! 力の出らんときゃいつでんリブば食いにけぇよ!」
と送り出してくれた。
その後リングに立つようになってからも、熊本に帰るたびに必ず顔を出した。
ベビーとヒールに別れて雁之助と闘っていた頃は、一緒に行くわけにはいかずに時間や日にちをずらして別々に行くようにしてたっけ^^
するとマスターから
「二人ともオレの息子のごたるもんだけんね~・・・仲良うせんといかんぞ!」
といつも叱られてた^^;
ホントに息子のように気に掛けていただいてるし、オレ自身も大袈裟じゃなく第二の父親のように思っている。
現に人を連れて行くと
「オレはハヤブサの熊本の父親だもんな~・・・これからも息子ばよろしゅうお願いします!」
と挨拶をしてくれる・・・本当にマスターがいてくれたから俺たちはプロレスラーになれたんだと思う^^
マスター!感謝してます!
そんな、オレにとってホーム中のホームの『ビアホール MAN』だけど、もちろん黒木さんや先輩後輩にとってもホーム中のホームなんだ^^
「世界一美味いスペアリブとビールが呑める店」
ここで呑む酒は旨いだけじゃなく力もくれる^^
矢口選手をはじめ「熊本にきたら『ビアホール MAN』にいく!」というレスラーが多いのも、一度言ってもらえれば分かると思う♪
矢口選手、フミさん、YATSUKAくん、YO-HEIくん、ちょっきんず、高鍬さん、もちろん先輩、後輩も・・・みんなで最高な空間で最高の酒を呑みながら夜は更けていった・・・^^
最後にマスター!・・・くれぐれも身体に気をつけて元気でおってください!!
つづく