本当にたくさんの励ましのメッセージありがとうございました。


残念ながら昨日はレフェリーのテッド田辺さんも亡くなりました。
続けざまの訃報に本当に言葉も見つからず、やりきれない気持ちでいっぱいです。

ですが、いつまでも暗い顔をしていると三沢さんにも怒られそうだし、テッドさんも本位じゃないと思うので、気持ちの整理をつけるためにも二人との思い出話にしばらくお付き合いください。


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初めて三沢さんとお会いしたのは全日本プロレスに参戦する 1年ほど前だった。
三沢さんとも仲の良かったマスコミの方に「絶対にウマが合うから !呑み方似てるし ♪」と紹介されて、戸惑う気持ちで緊張しながら待ち合わせ場所に向かった。


しばらくすると三沢さんが到着、挨拶もそこそこに三沢さんの行きつけの寿司屋に入った。
もちろんマスコミの方も同席してくれてはいたんだけど、お互いに初対面ということもあり最初は会話らしい会話もなく黙々とビールの入ったジョッキを口に運んでいた。
30分ほど経って、お互いに 5杯ほど飲んだところで三沢さんが


「おれ焼酎呑むけど、ハヤブサ選手はどうする?」


と聞いてくれた。
当時おれはあまりビールが得意ではなかったのだが、三沢さんがビールを飲まれていたので遠慮して合わせていたから


「自分も焼酎いただきます !実はビールあまり得意じゃないんですよ(苦笑)」


と遠慮なく言ってしまった^^;
すると


「なんだ(笑)先に言ってくれりゃいのに・・・おれもあんまりビール得意じゃないんだよ(笑)」


この会話でようやく少し場の空気が和らいできた。
そのまましばらく酒の好みの話なんかをしていたんだけど、どうしても気になることがあったので切り出してみた


「三沢さん、ハヤブサでも江崎でもいいんで呼び捨てにして下さい。『選手』なんか付けられたら、かえって気ィつかっちゃいます^^;」


「いいんだよ^^おれがそう呼びたいから呼んでるんだから^^」


以来、ずっと『江崎選手』と呼んでくれていた。
それから初対面とは思えないほど話が弾んで、店をハシゴしながら酒もすすんだ・・・気がつくと日はすっかり上っていて、空いたボトルの数は 7本を超えていた^^;
別れ際に電話番号を交換して


「ありがとうございました!ごちそうさまでした!」


「また連絡するよ ♪ いつでもいんでしょ ?」


「はい!よろしくお願いします ♪」


しっかりとした足取りで家路についた。



・・・これが三沢さんとの初対面。
初対面から三沢さんの人柄に魅せられた、ホントに楽しい宴だった^^

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