祭りの自粛の真相は？

一昨日、ホリエモンの実刑が確定しましたが、先月、ボクが浜松祭りの自粛のナンセンスさをブログに書いて、twitterにも書いたら、ホリエモンがリツートしてくれました。

そのときの反響は凄かったですね。

ただ、その時点ではボクは気付いていなかったのですが、今、日本中で祭りが相次いで自粛されているのは、どうやら「自粛ではない」というのが真相らしいですね。

実態は、「スポンサーが集まらない」からだそうです。

確かに、祭りはスポンサーがいなければ開催できません。

では、なぜスポンサーが集まらないのか？

これもボクは情報を収集しました。

理由は２つ。

１つは、祭りに金を出すくらいなら、被災地に募金したほうがいい。

まぁ、この理由なら納得です。

しかし、ほとんどのスポンサーはもう１つの理由で金を出し渋っています。

それは、今回の東日本大震災で経済の先行きが不透明になってしまった以上、「無駄金」は１円も使えないから。

これが理由です。

いくつかの祭りの中止の真相も探りましたが、企業の撤退で開催できなくなったことを関係者から聞きました。

しかし、

「○○が祭りにお金を出さないと言っているので今年は中止します」

とは言えません。

そこで、

「被災された方々の心情にご配慮申し上げ、今年の○○祭りは自粛いたします」

となるわけです。

はっきり言います。

この「自粛」は嘘です。

開催できないのです。

もちろん、資本主義である以上、企業は利潤を追求しなければなりません。

「当社も苦しいが、被災者はもっと苦しい。だから、スポンサーになってお金を出そうじゃないか」

こんな発想は、資本主義社会の企業、ましてやそれが上場企業ともなると、はなから持ち合わせていないのが実情です。

だからと言って、ボクは共産主義者ではありません。

しかし、資本主義という世界には、もうほとほと愛想を尽かしています。

これからは、いわゆる「ポスト資本主義」に移行していくべき時代に入ったと思っています。

だから、　『サラリーマンだから貧乏ですが、なにか？』　という本を書きました。

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