どうして、ステロイドを使うとよくないのか?
私はエステティシャンになって15年になりますが、エステティシャンになろうと思ったきっかけは肌へのコンプレックスがあったことも理由の1つです。
幼い頃からアトピーで人よりも肌が汚いと常に思っていました。そして、まだ2年くらい前ですが、産後今までで1番アトピーが酷くなってしまい絶望的な気分を味わったばかりです。
色々と試して綺麗になっても、また何かあるとすぐボロボロに。そんなことの繰り返しで少しずつアトピー肌との付き合いに慣れてきたところはありますが、まだまだ分からないことだらけです。仲良くアトピー肌と向き合う覚悟で、エステティシャンとして経験談・情報を発信できたらなと思いFB、インスタ、アメブロなどをしています😃
今日は、どうしてステロイドを使うとよくないのか?
についてです🌱
まず1番の理由は、ステロイドを使っても対症療法でしかないということです。
病気の原因に対してではなく、その時の症状を軽くするために使うのがステロイドの役割。
鎮痛剤などもそんな役割をしていますね。
ステロイドを使うと、一時的に肌の代謝が高まりボロボロの部分の表面上の修復を助けてくれます。痒みもおさまり不快感も軽減。
(痒みがおさまるのは、一旦毛細血管を収縮させて炎症を抑えるから。毛細血管は、流れの悪い状態が続くと消失します😱毛細血管のゴースト化)
数日しっかりステロイドを使って表面の肌が治ってきたら、ステロイドを手放せばいい。そんな使い方が基本です。
ステロイドには怖い副作用の話をよく聞きます。だんだん薬に慣れると効かなくなって、強い薬を使わざる得なくなるのもその1つです。
『ステロイドを使うと一時的に肌の代謝を早めて治りを早くする』 一見いいことのように思えますが使い続けた場合、本来の肌の代謝サイクルを早めている分、まだ未熟な肌が表面に出てきて、肌はとても脆く弱い状態に。その繰り返しをしていれば、春のような花粉や埃が舞う時は薄い肌が刺激に耐えられなく、痒くて仕方がなくなったり酷いとアレルギー反応がでることさえあります。
最近、赤ちゃんのスキンケアを念入りに行うとアレルギーが防げると聞くようになりました。赤ちゃんのような未熟な肌もしっかりバリアを作ってあげないと、肌からアレルギー物質が侵入して、食物アレルギーになってしまいやすいということです。大人でも同じなので、ステロイドを使い続け肌が薄くなってしまったときの2次的な健康被害はとても怖いと思っておくといいです😖
最近、アトピーの治療薬に プロトピック軟膏とか タクロリムス軟膏 という薬がステロイドの代わりの役目をしてくれると人気があります。私もステロイドよりこちらの方が早く薬離れができるからと今も酷くなりすぎるとたまに使います。
こちらは、別名: 免疫抑制剤
今のような時期、少しでも免疫をアップしたい!と思っているところなのに、免疫を抑制してはよくないのは一目瞭然です。
薬ってとても難しいなと思います。
過剰過ぎる体の反応を抑えるために使うけど、他のデメリットとなる部分を引き起こすことがある。
自分が使っている薬のことを知っておくことは、自分の身を守ることに繋がります。お医者さんも忙しい時期なので、1人1人の意識の仕方がいい循環を生むことになるかもしれません🌸
『肌のバリア機能を健康的に維持すること』
それは私たちエステティシャンの役目です😊
日常を豊かにするのは、日々の積み重ねです🍀
今まで以上に自分の身体に目を向けてバリア機能を高める生活をしてみる!
免疫力を高める生活習慣を身につける!
またアトピーやお肌ケアについて情報更新していきます🍀長くなりましたが、お読みいただきありがとうございます😊
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